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2010年10月8日(金)放送 神奈川県横浜市・中佐邸 - ふたつでひとつの家 - |
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中佐昭夫 | ||||||||||
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ナフ・アーキテクト&デザイン | ||||||||||
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少しだけ離れて建つ2つの家に1つの家族が住むという計画で、私の自宅です。 敷地いっぱいに大きな1つの家のボリュームを仮定して、それを曲線でくりぬき、残った2つのボリュームを実際の家として建てています。 残った2つの家が「元々1つのボリューム」という仮定に従って、木軸の構造形式や仕上げ材料を共通させ、離れているけれども繋がっているような関係を持たせています。くりぬいた部分は2つの家へのアプローチを兼ねた中庭になっています。 中庭に面した大きな窓から、近所にある山の緑や空が見えます。 たとえば夜に映画を見たり、来客を泊めたり、持ち帰った仕事をする家が、もう1つの家と離れていれば、かなり自由に振舞うことができます。将来、祖父母を招いて同居するにも、思春期の子供に部屋を用意するにも、離れているぐらいがちょうどいいのかもしれません。 家を少しだけ離して2つ建てるのは、リゾート地に別荘を構えたり、農家が母屋と納屋を備えたりするのとは違うことを目的にしています。都市部で生活する毎日に、暮らし方の選択肢をいろいろ増やすことができないか、試してみたいと考えました。 |
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壁面の棚に仕事柄といいますか、趣味の延長か色々な物が置かれています。とりわけといえば、やはりこれですよね。家の模型はたくさん見てきましたけども、初めてですね。非常に分かりやすい。そしてこういう物を作れる・考えられるということは良いセンスの持ち主であるということですよね。大学の緑を背景にして、この建物はあるんです。個性的な建物はあっていいんですが、遠くから見るとどこかで全体がバランスとれているというのが理想だと思うんですよね。街並みを構成する一つの要素なんですが、こんな建物がずっと広がっていくと、すてきな街になりますよ。 | ||||||||||
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