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2010年10月1日（金）放送 埼玉県戸田市・菅井邸 − 千客万来！宴会ハウス − |
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   アプローチの長い旗竿地にたつ建物。コンクリートの壁は30cmの厚さです。玄関に見えたパンチングメタル製のドアは実は門扉。開くと第1の中庭が出現します。 |
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   玄関を入ると、多目的なホール。上がり框の無い床はフレキシブルボード張りとして、土間感覚を出しました。来客の多い家なので、上がり框の無い方がむしろ便利だそうです。 |
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   玄関ホール脇の和室は、客間などに使用します。寝室は畳敷きの小上がりになっていて、大きな畳ベッド風。西側の第2の中庭に面していて明るく開放的です。 |
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   中庭を挟んで寝室と向き合う水回り。中庭面は全て透明ガラスという開放的な造りですが、横ルーバーがプライバシーを守ります。 |
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   2階は、西側が居間、東側が食堂・台所です。ステンレス製天板の台所カウンターは食卓一体。台所の床を一段下げて、炊事中も食卓に座った人と目線の高さを揃えます。 |
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   食堂に隣接する第1のテラス、居間と中庭の吹き抜けを挟んで向き合う第2のテラスと、外部空間を視覚的に取り込むことで、実際の面積を超える広さを演出します。 |
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   居間と食堂の間の壁に開いた30cm四方の穴は、彫金作家・片岡浩氏の作品を飾るための場所。“花火工房”は、この家のために作られたオリジナル作品です。 |
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   屋上には土を入れ、芝庭とハーブガーデンに。戸田と言えば大きな花火大会が有名。この屋上テラスも花火見物のために造られました。これから毎年8月が楽しみですね。 |
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| 田辺芳生＋小谷野直幸 | ||||||||||||||||||||||||||
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| PRIME／プライム建築都市研究所 | ||||||||||||||||||||||||||
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| 周囲を住宅に完全に囲まれたいわゆる旗竿敷地に建つ住宅です。 敷地いっぱいにシンプルなコンクリートのボックスを配置し、そのボックスの中に、プライバシーが高く内部空間と視覚的に連続した4つの中庭を設けています。この中庭が限られた敷地条件における生活空間の領域を拡げていく事を期待しています。また屋上庭園には植栽や木製デッキなどを施し、一般的な庭に比べても遜色のない自然の豊かなほっとする空間となっています。 |
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| 見るからに堅牢なコンクリート造り。周囲を囲まれた小さな建物ですが、複数の中庭を設けて、プライバシーを守りつつ開放的な空間を作っています。人を招く事が大好きなご夫婦のための機能的デザインの一方で、友人でもある彫金作家の作品を飾る場所も作るという遊び心もあります。その彫金作品の登場人物である妖精たちがそこかしこに遊んでいる風景は、まさしく妖精の住む家、妖精たちが作った家のようにも見えます。 | ||||||||||||||||||||||||||
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