 |
谷尻 誠 |
1974年 |
広島県生まれ |
1994年 |
穴吹デザイン専門学校卒業 |
1994年~1999年 |
本兼建築設計事務所 |
1999年~2000年 |
HAL建築工房 |
2000年 |
建築設計事務所Suppose design office 設立 現在 穴吹デザイン専門学校非常勤講師 |
|
Suppose design office (Head office) |
所在地 |
広島県広島市中区加古町13-2-3F |
電話 |
082-247-1152 |
FAX |
082-298-5551 |
E-mail |
info@suppose.jp |
URL |
http://www.suppose.jp |
|
Suppose design office (Tokyo office) |
所在地 |
東京都渋谷区富ヶ谷1-21-8-403 |
電話・FAX |
03-6416-8581 |
|
|
 |
|
北鎌倉の分譲地の外れにある、段差をもつ敷地という一見ネガティブな敷地条件において、建物が段差を跨いで建つことで、魅力的な住空間を実現させる計画です。
建築の考え方は、上段・下段共に擁壁付近はフーチングなどの影響で支持としては不確定要素が多いため、少し距離をおいたところにコンクリートによるシャフトを配置し、シャフト間に鉄骨を架け渡すことで住空間と敷地の安全性を同時に確保しています。シャフトと擁壁の関係によって生じた、上下段の隙間のスペースは庭として活用しながら、和の庭・バステラス・緑の庭とさまざまな自然の場をつくり出しています。コンクリートによる閉じて静かなスペースと、鉄骨による開放的なスペースが構造形式によって導かれ、お施主様の求められた周辺の自然とのかかわりのある豊かな住空間を実現できたのではと思っています。
敷地のもつ力に逆らうことなく、受け入れることで生まれる豊かさを今後も探し続けていきたいと思っています。 |
 |
隣が竹林というすばらしい環境に建物を建てました。向こう3軒両隣には閉じて、緑に対していっぱいに開きました。内部に入りますとモダンです。それもただおもしろいというだけではなく、生活がしやすいように設計されています。建物を建てるには難しい土地だったと思います。しかし、根元から頂までの大樹が見えるピクチャーウィンドウを建築家はプレゼントして、見事期待に応えました。 |
 |