![]() |
![]() |
![]() |
|||||||||||||
![]() |
2010年5月14日(金)放送 埼玉県さいたま市・松本邸 - “古典”と“現代”が寄り添う家 - |
![]() |
|||||||||||||
|
![]() |
![]() |
||||||||||||||||
彦根アンドレア | ||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
彦根建築設計事務所 | ||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||
オーナーのM夫婦が望んだのは、「大正から昭和初期にかけて建てられたような趣のある家」という、夫妻が長年収集したアンティークの家具や時計がなじみ、夫婦共通の趣味である陶芸にいそしむことができ、これまで以上に生活を楽しめる住まいです。 建物とインテリア、そして現代と過去をつなぐ役割として「唐紙」を提案し、床から天井まである引き戸に用いました。また、唐紙を貼った扉を開けた状態と閉めた状態では、印象が変化していくその様が面白いということを再発見しました。 訪れた人を圧倒するが階段で、「時段の家」と命名したように3層からなるフロアを一直線につなげる階段は、刻一刻と変化する光が心地良く感じられます。階段わきの構造柱を生かして造作した飾り棚にアンティークの柱時計や自作の器を並べた空間や唐紙を眺められるリビングなど、家の中には様々な居場所が散りばめられ、つい時間を忘れて光が刻一刻と変わる様子が楽しめます。 |
||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||
建物には色々な意味合いがあるんですね。若い夫婦が希望に溢れて、子育てをすることもあるでしょう。そして子育てが終わったときにどう過ごすのか。とても大きく嬉しいテーマを見事に成しました。外観は美しく、使いやすくて丈夫な器。その中でご夫婦で陶芸を楽しみ、更にご主人はアンティーク収集もされています。『物を集める、それを見つめる、更に作り出す』ということなんです。量産の物もいいのですが、手作りの物は特に有難いです。建築家とご夫婦のセンスでとても素晴らしい空間になりました。 | ||||||||||||||||
![]() |