  
片流れ屋根のシンプルな外観。道路に面した北面は、2階に1.6m四方の嵌め殺し窓が1つあるだけです。夜、その窓から漏れる暖かい灯りが街を照らします。 |
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玄関には上がり框を設けず60cm角のタイルを敷き詰める事で完全にフラットな空間に。蹴込みの無い階段は、2階からの明かりを1階に落とします。 |
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1階天井と2階床の間に高さ約60cmの“隙間”を設け“2重床”としました。収納として使われる他、2階の床の一部をくり抜いて居住空間としても使われます。 |
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2階はワンルームのLDK。2カ所で床がくり抜かれ、それぞれ居間、書斎として使用。視点が変わる事で空間に変化を生んでいます。1階への視線の抜けも確保されています。 |
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台所は平行する大きな2つのカウンターで広い作業スペースを確保。食卓は、奥さんが学生時代に使っていた勉強机で、芸術家であるお父さんのお手製です。 |
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2階の北西角にある潜り込んだ書斎。机がそのまま床に連続する不思議な感覚が楽しめます。2方向の大開口で開放的。近隣の緑を借景します。 |
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ロフトにもお父さん作の机が!1階もワンルーム。廊下との間の3つ造作収納と引き戸以外に壁は無く、必要に応じて仕切ります。 |
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床下に基礎を兼ねた収納が。実は1階も“2重床”なのです。タイルが玄関から洗面室、浴室まで同じピッチで連続して広がりを感じさせます。 |
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