  
子育てを終えた夫婦の終の棲家。北東角の敷地にたつ片流れ屋根の建物をガルバリウム鋼板ですっぽりと包んだ外観。窓は少なめの印象です。 |
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背の高い玄関ドアをくぐると天井・壁全てをワラスサ入りの左官仕事で仕上げた空間が広がります。階段上の天窓の明かりが、来客を自然に2階へと誘います。 |
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2階は、ほぼ一室空間のLDK。1階と同じ左官壁、垂木を現した天井、無垢のカラマツの床と自然素材で仕上げられています。L字形に囲むルーフバルコニーと北面の天窓から充分な明かりが入ります。 |
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居間の床の一部を玄昌石張りにして薪ストーブを設置。オーディオは真空管を使ったご主人手作りの一品物。テーブルは、家具職人である息子さんの作品です。 |
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台所のカウンターは、ご主人が営む機械製作会社で鉄部を製作。ここに家具職人である息子さんが製作した木部を組み合わせて完成。父子共作の台所に奥さんも大満足です。 |
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台所の脇に半畳大の書斎を設けました。引き戸を閉めて籠もることもできます。台所上のロフトは収納。縦格子も室内の明かりに貢献しています。 |
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1階は、3つの個室と水回り。浴室は、床・壁が玄昌石張り、天井はヒバ張りです。ここにヒノキの浴槽を合わせました。入浴しながら坪庭の植栽を楽しめます。 |
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2つの子供室の壁・天井も左官仕上げ。主寝室は約30cmの高さの畳ベッドを作り付けました。下は収納。向かいのWICと合わせて収納力は充分です。 |
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