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2009年8月30日(日)放送 東京都中野区・百瀬邸 - 鉄、コンクリート、そして家具 10坪 都会の夜を楽しむ家 - |
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小栗 幹雄 (+寺田 玲子) | ||||||||||||||||||
小栗 幹雄
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ラウンドテーブル 一級建築士事務所 | ||||||||||||||||||
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「空の階段」は生まれるべくして生まれました。 都心に居を構えようと試みた方は少なからず「ご近所さん」との対面に苦慮された経験をお持ちでしょう。今回の住宅も例に漏れず近隣住居に挟まれた「都市型住宅」です。 最上階の南側にテラスを配し、そこから供給される「光や風」を、建物を貫く吹抜空間=階段を通して下階へ誘導し、建物外周は可能な限り壁で囲い込む事を考えました。 階段からの緩やかな日差しは、生活の核となるリビングの質をさらに高める事となりました。 閉じる・囲う事によって広がる「空間の可能性」を実現し、また実生活に不可欠なプライバシー~防犯を確保する事が出来ました。 こだわりの「モノ」好きなご夫婦にとって、雲模様の入った鉄板の階段・窓にはめ込んだスターダストの化粧板などは、「オブジェ」としての存在感を楽しんでもらえているようです。 この住宅に移られてからは、休日の外出が少なくなったご様子。 良かったのか!?悪かったのか??は不明ですが、様々な条件下で夫婦の都市生活をより豊かなものに出来たのでは無いかと、とても嬉しく思っています。 リビングから寝室へ向かう階段から見上げると、まるで空に向かっているような気持ちになります。 |
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コンクリート打ちっ放しの建物。この家に漂う光は、部屋によっていろんな明かりなんですけど、実に味わいがありますね。家具もこの建物を完成夢見て、十年前から集められました。また一転、豪華的なジャグジーのお風呂も気持ち良さそうです。そしてキッチンは奥さんの意のままに、閉じた空間で料理したいという希望をかなえました。ご夫婦と、建築家は、大学の同級生で学生時代を思い出しながら家造りを楽しみきった。そんなことが言えるんじゃないでしょうか。 | ||||||||||||||||||
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