  
都心の住宅地。黒い板壁、木目を写したコンクリート塀、縦格子の門扉が落ち着いた和の雰囲気を醸します。大きな柳の木がシンボルです。 |
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1階は、玄関と使い方を限定しない広間。アプローチ、土間、壁のコンクリートに施された削(はつ)り仕上げは、ご主人と息子さん、友人たちの手によるもの。竣工後、約半年かかったそうです。 |
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2階は、約20畳のダイニングキッチン。2階から上は木造で、通し梁や藁入りの土壁など伝統的な工法で作られています。 |
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現在暮らしている4人は全員料理人。4人が同時にキッチンに入っても余裕あるスペースです。業務用設備も楽々使いこなします。 |
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2階中心の曲線を描く壁の中はトイレ。西側のバルコニー、階段前の円いスペースなどで、外部の景色を取り込みます。 |
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3階は、現在主寝室として使われている広間。屋根の形そのままの屋根裏部屋感覚。3本の丸太で組み上げられた登り梁に迫力を感じます。壁面は和紙貼り。 |
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同じく3階に水回り。浴室の壁の上半分は檜、下半分と床、浴槽は御影石貼り。ガラスの天井を透かして、ここからも迫力ある丸太の登り梁が見えます。 |
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地階は仲間が集まるセカンドダイニング。専用の入口があるので、来客は外から直接出入りできます。土間に埋め込まれたレンガは、上海の取り壊されたビルで使われていた物だそうです。 |
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