
![]() |
2008年11月9日(日)放送 東京都世田谷区・加茂+タルディッツ邸 − 日仏デザインの世界へ 図書ホールのある家 − |
||||||||||||||
|
|||||||||||||||
| 加茂 紀和子+マニュエル・タルディッツ+原下 拓哉 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 加茂 紀和子 マニュエル・タルディッツ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
原下 拓哉
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
住んでみていろいろ付け足せばいいというスタンスで、ベースとなる外殻をどのようにするかが設計のポイントでした。内側は無柱の螺旋空間で巻貝のような空間としています。猫にならって、その季節、その時間、居心地のいいところで過ごせるような家がいいと思いました。(加茂 紀和子) エコロジーは一人一人の意識から始まると思う。私たちはこの家で自然とつきあいながら、自然体で暮らそうと思いました。小さな庭をつくる喜びと隣家の大きなケヤキの木、緑の多い周辺環境から受ける恩恵を日々感じることのできる住宅のありかたを考えていました。シンプルでミニマルなコンクリートとラワン木材でできたインテリアは、まだ素朴な表情のまま、これからの時間とあらゆるスタイルに寛大です。(マニュエル・タルディッツ) 「広くは無いけれど、お向いのケヤキ並木や敷地までの生け垣、塀越しの木々がとても魅力的な土地なんです…」お二人はそう語られました。法と条例で環境が保たれている引き換えに、敷地の真中にしか家は建てられませんでしたが、残った土地とお向いのケヤキと空と太陽を生かし、素敵な「家と庭」に仕立て上げられたと思います。(原下 拓哉) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 8角形のコンクリートの建物です。各面に窓が設けられていて、それぞれ違った景色が眺められます。特にリビングの大窓からは隣家のケヤキの大樹が見えて眺めが良いです。まさにそのケヤキが、この土地を選んだ決め手でもあったそうですが、良い関係だと言えるのではないでしょうか。内部はモダンな中に、思い出の家具や品を置いていくことで、郷愁を感じられる空間になっていますね。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||