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2008年10月26日(日)放送 東京都世田谷区・廣川邸 − 外のテラスと中のテラス 光と影を楽しむ星形の家 − |
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| 高橋 堅 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 高橋堅建築設計事務所 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 都心の典型的な住宅地に建つ2階建ての木造住宅です。 変形の旗竿敷地に目一杯に広げられた大屋根と、放射状に広がるプランを組み合わせることで、庇と壁に囲まれた大きなバッファーゾーンをつくりました。 外部と内部の両方の質を持った場所に守られた大きな開口部は、周囲からの視線を制限しながらも十分な光量を確保します。 たくさんの住宅にとり囲まれた敷地ではありますが、晴れの日はもちろん、雨の日でも自然の音や風を楽しめるように配慮しています。 敷地の不定形さを転写させた大屋根が規定する空間と、敷地一杯に広がろうとする居住空間が重ね合わされた空間は、どこにいてもその両方の質を体感することになり、一義的な認識では捉えきれない、多義的な豊かさをはらむものになっています。 |
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| 周辺に大きな樹木の多い、とても環境の良いところに立つ建物です。そうした借景を楽しめるよう、大きな開口部が設けられています。これだけ開口が大きいと落ち着かなくなりそうですが、庇が深く、テラス外縁の一部に壁があるおかげで、安心感を感じます。特にラナイのようなバルコニーは、季節の風を感じられる場所。大屋根のありがたみを強く感じられます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||