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2008年10月5日（日）放送 東京都武蔵野市・田中邸 − 週末はバーベキュー 街中のキャンピングハウス − |
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   閑静な住宅街に立つ四角い建物。木の外壁と庭の内外の植栽が、近隣に対してやさしい表情を作っています。 |
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   玄関扉は天井まで高さのある大きなガラス戸。やさしい光が差し込みます。両サイドの壁は外壁と同じ木張り、土間は前庭と同じレンガ敷きで、外部空間のようにも感じられます。 |
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   南北の壁は外壁と同じ木、東西は大きなガラス窓とする事で、こちらも内外の区別を曖昧に。さらに東のガラス戸は引き込めるので、庭との一体感も高まります。 |
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   ２人で作業できる広々したアイランド型キッチン。吊り戸棚や魚焼きグリルを付けなかったので、見た目もすっきりシンプル。隣の大きな食品庫には冷蔵庫も収納しています。 |
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   至る所、壁に溶け込むようなデザインの収納が設けられています。この収納の充実が、室内がすっきりと片付いている秘密です。 |
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   広々とした庭とデッキ。脇にはご主人手作りのバーベキュー炉があり、アウトドアのダイニングキッチンといった趣きです。日除けを掛けるためのフックもあります。 |
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   ２階の中心は「橋」のような第２のリビング。１階のリビングと東西の吹き抜けで繋がっているので、どこにいても互いの気配が感じられます。 |
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   ２つの子供部屋、主寝室は最小限の広さ。家族が一緒に過ごせるスペースを広く取りたいという、ご夫婦の意思を形にしたものです。 |
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| 横田 典雄 ＋ 川村 紀子 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| CASE DESIGN STUDIO | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 敷地は、武蔵野の自然が残る閑静な住宅地にありますが、道路のある東側以外の三方は建物に囲まれています。そこで、庭を隣家が迫る南側ではなく広がりのある東向きの道路側に取り、より外部に開かれた家にすると共に、街に対しても緑とゆとりを提供しました。 家の中は、家族が集う外部に開かれた広間やホールを挟むように、小部屋や収納を納めた「囲み」を配置して暮らしをサポートしており、すっきりと整頓された暮らしを実現しています。また、小部屋が廊下ではなく広間に面するので、家のどこにいても家族の存在が明確に、そして適度の距離感を持って感じ取れ、家族の繋がりを重視するという建主の希望が叶えられたと思います。 |
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| 近くに大樹や公園のある立地。アウトドアが大好きな家族のための山小屋のような建物です。昼寝用ベッドにもなる大きな造作ソファや、夫婦２人が一緒に作業できる広々したキッチン、庭を楽しむデッキテラスなど、空間に楽しみが溢れています。 一方で、機能的な部分も抜かりありません。家のそこかしこに、壁にしか見えないようなデザインの収納が設けられ、抜群の収納力があります。 日常と非日常がほどよくバランスする気持ちの良い建物でした。 |
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