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2008年9月21日(日)放送 千葉県市川市・渡部邸 - 和と洋の織りなすハーモニー ヴィンテージ家具の家 - |
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河内 真菜 | |||||||||||||||||||||
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河内建築設計事務所 | |||||||||||||||||||||
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この住宅は、都心から電車で30分ほどの郊外にある、畑の広がるどこか懐かしい風景に建つ、若い夫婦のための住宅です。 敷地の周辺環境に応じて様々な「外部=緩衝空間」を配置することにより、居心地のよい伸びやかな「住まいの居場所」を確保できないかと考えました。 1Fは、個室などの小さな空間からなっています。1F南は、畑の砂埃や隣家の視線から室内を守るため、「中庭」を緩衝空間として設け、それを囲うように、寝室、浴室、洗面室などのプライバシーの高い空間を配置しています。1F北にも、立ち並ぶ家々の視線を回避するため、縦に長い形状を持つ「中庭」を緩衝空間として設けています。また、パブリック(離れ)とプライベート(寝室など)の緩衝帯として、かつ、畑仕事の労働動線をサポートするため、土間を東西に貫いています。 対照的に2Fは、南の畑に対して「舞台」のような大きな「抜け」を持つワンルームタイプのリビングダイニングとしました。庇を大きく張り出した開放的なリビングテラスと連続しています。 ご夫婦にとって、日常の楽しい癒しの住まいとなればと思います。 |
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郊外の大らかな建物。しっかりした構造ゆえに室内には柱が1本もなく、大空間が広がっています。1階は和を意識した、ゆっくりと落ち着ける空間です。これから中庭にどんな木が植えられるのか楽しみですね。2階は個性的なインダストリアル家具たちが大空間と調和し、まるで交響曲を静かに演奏しているような、そんな雰囲気の建物でした。 | |||||||||||||||||||||
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