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2008年7月20日(日)放送 東京都東久留米市・相羽邸 − 50種類の草木に包まれて・・・ 庭と暮らす健康住宅 − |
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| 永田 昌民 | |||||||||||||||
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| N設計室 | |||||||||||||||
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| 相羽さんからの要望は、我が家と同じように旗棹敷地を緑のアプローチにしたいこと、友人たちがよく集まって宴会をやるので近所に迷惑(音)がかからないようにしたいこと、造作材と建具はラワン、外壁はリシン掻き落し、内装は漆喰と赤松の床板を。あとはお任せするとのことであった。お任せされても困るから相羽さんも一緒に具体的につめていきましょうということで設計を始めることにした。 結果としてこの家は、1階の玄関・寝室兼書斎を基準にして、半階下がったところに畳敷きの広間と台所、半階上がったところに寝室と子供室と洗面所と浴室を配置したスキップフロアの構成としている。 半階下げることにより建物の高さが低くなるので、北側の隣家の陽当たりも確保できるし、建物の威圧感も少し和らぐのではないかと思う。地面に少し潜りこんだ畳敷きの広間での友人たちの宴会と、広間からのいつもとは少し違う庭の眺めも楽しんでもらえれば思う。 |
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| 庭とアプローチの緑が建物全体を包み込んでいます。奇抜な設計ではなく、部材や素材に自然素材を使い、無理をせずに建てられた印象を受けます。どの部屋にいても庭の草木、水の音を感じることができて気持ちが良いです。こういった設計が実は難しいように思うのですが見事ですね。使いやすくて美しい建物でした。 | |||||||||||||||