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2008年5月4日（日）放送 千葉県船橋市・佐藤邸 店舗付きの家シリーズ（２） − 2店舗＋2世帯住宅 美容師一家ヘアサロンの家 − |
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   西側が鉄道の高架線に隣接する３角形の敷地。１７坪に２店舗と２世帯を収めた店舗併用住宅です。高架側は開口を少なくし、複数の素材を重ね合わせた遮音性の高い仕様です。 |
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   ３階は子世帯。浴室をガラス張りとしてリビングの一部とする事で広がりを、連続する天井の梁によって奥行き感を生んでます。 |
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   採光のための窓と通風のための窓を分ける事で、窓枠が露出せずスッキリとした印象になります。台所上の横長の高窓も効果的です。 |
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   カウンターが浮いたようなデザインのアイランド型キッチン。収納は、閉めた時の見た目をスッキリさせるため、取っ手の無いデザインです。 |
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   浴室を持ち上げて、下部に大きな収納を設けました。浴室内から見ると、リビングに浮かんでいるようです。 |
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   ２階は親世帯。全体がワンルームのような子世帯とは逆に、ご両親各々の個室をきちんと設けた間取りです。作り付けの収納も多めです。 |
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   １階北側は美容室。床や天井のデザインは３階と共通です。敢えてデザインの違う椅子を並べるなどインテリアにこだわりが感じられます。 |
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   １階南側は理髪店。元から、この場所で２７年間営業している、常連さんの多いお店です。 |
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| 山下 保博 | |||||||||||||||||||||
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| アトリエ･天工人 | |||||||||||||||||||||
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| 敷地は細長い三角形の形で高架線路沿いに位置します。 クライアントの要望は2世帯、美容室、床屋を狭い敷地に納め、デザインされたユニークな住宅であること、そして線路からの騒音をできる限り押さえることを求められました。 敷地形状からなる変形した内部空間はパース効果で不思議な広がりを感じさせ、連続する梁によって空間に奥行きを持たせることができました。特に3階はバスルームをガラス張りとする事でリビング空間を広く感じさせ、さらに床を浮かせる事で収納スペースを確保しています。 地盤が悪いため、建物重量の軽減から鉄骨造の新たな可能性を追求し、室内の広さを確保できる“薄い外壁”に“遮音性能”という付加価値をつける試みをしました。□-50ｘ100の柱に強化高圧木毛セメント板、グラスウールボード、遮音テープ等の材料をレイヤーとして重ね合わせる事で105mmの外壁で43.5db(500Hz)の高い遮音性能を確保しています。RCの場合は120mm厚で45dbといわれているため､今回の遮音性能の高さを判断することができます。 |
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| 若夫婦は揃って美容師、お母さんは理容師、お父さんも元は美容業界で働いていたという美容一家の家です。この場所で27年間続く理髪店を建て替えて、ご両親･若夫婦の住まいと新たに開いた美容室を加えた２店舗＋２世帯住宅です。店舗ですから、道行く人々の目を惹くモダンで格好良い建物になりました。 若夫婦には、まだ幼いお子さんがいますが、母親そして祖父母がすぐ近くで見守っていてくれているので、とても安心です。肉親たちの「セイフティネット」に守られて、子供たちがすくすくと育つ建物です。 |
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