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2008年2月3日（日）放送 神奈川県横浜市・持田邸 − 住宅地に舞い降りた宇宙船 空に浮かぶ家 − |
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   2階建てですが、2階を3階並みの高さに持ち上げ、1階との間に空間を作っています。SF映画に登場する宇宙船のようにも見える個性的な外観。 |
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   1階平面は「C」字型で、中庭を囲みます。プライバシーを守りつつも開放的な室内空間作りに貢献しています。 |
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   螺旋階段は透明ガラスで囲まれていますが、上り下りする度に一旦屋外に出るような形です。空に放り出されるようにも感じられます。 |
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   2階は約30畳大のLDK。前面道路より高い擁壁のさらに高い位置にあるため、東面の大窓からの視線は近隣の建物を易々と越えて「抜け」が生まれます。 |
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   LDKには、内外のデザイナー家具が並びます。モノトーンで統一されていて、ご夫婦のセンスの良さを感じさせます。 |
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   黒い天板のキッチン。白い空間に黒い天板がアクセントです。収納にも見えた扉の中はトイレと書斎コーナーでした。 |
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   現在は、主寝室＋子供室の2部屋ですが、将来は主寝室＋子供室×3の4部屋に分割する予定です。間の3角形の坪庭がやはり「抜け」を作っています。 |
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   中庭に面した浴室は開放的。1階と2階の間の空隙を抜けて、視線は青空へと向かいます。ご家族お気に入りの空間です。 |
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| 仲亀清進（なかがめ きよのぶ） | |||||||||||||||
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| 株式会社仲亀清進建築事務所 | |||||||||||||||
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| 郊外に造成された住宅地の雛壇状の敷地です。周辺に建てられた住宅は既存の車庫や擁壁の上にぽつんと無造作に置かれています。それらとは対照的に持田邸では敷地と建物に新しい関係を持たせることを考えました。 高さを抑えた1階部分を既存の構造物の上に乗せ、敷地と建物が融合するように配慮しました。また1階の上部に中間層をつくり、そこから光を取り込んで敷地全体が明るいスペースとなっています。そして2階のリビングは、東に開かれた大開口から緑多い眺望を楽しむことができます。 これらの特異な要素が、この土地における新しいライフスタイルを演出できればと期待しています。 |
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| 住宅地に立つモダンな建物です。与えられた条件の中で最大限の快適さを獲得する、そんな挑戦心を感じます。 家の脇の階段を昇ると、いきなり回廊に囲まれた中庭に入ります。プライバシーを守りつつも開放感が得られる間取りです。そして、空中に飛び出すような螺旋階段を昇ると、そこは宙に浮いた約30畳のLDK。夢を運ぶ船あるいは宇宙船のようにも見えます。 |
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