 |
|
|
|||||||||||||
 |
２００７年１１月１８日（日）放送 東京都世田谷区・小澤＋市村邸 - 室内でドライバー！ 究極のゴルフハウス − |
|
|||||||||||||
|
|
||||||||||||||
   知人に作ってもらった表札に“Golf House”の文字。前庭にはプロゴルファー御用達の人工芝を張った練習用グリーンがあります。 |
||
|
||
   玄関を入って半階上がった所はラウンジ。奥さんはここで子供たちにピアノを教えています。ここからゴルフ練習室を見下ろすことができます。 |
||
|
||
   室内にゴルフ練習室を設けた分、一般的な“リビング”は無くなってしまいました。それをテラスが補います。 |
||
|
||
   “ダイニング”代わりのバー『19番ホール』。大きな椅子は行付けのバーと同じ職人さんに同じ物を作ってもらいました。 |
||
|
||
   キッチンも最小限。このキッチンに合わせて食器類も最小限に減らしたそうです。徹底してます。 |
||
|
||
   寝室の壁に設えた小物棚が使い易そう。見た目もリズミカルで楽しいですね。 |
||
|
||
   約10畳、天井高３メートル以上のゴルフ練習室。これでも、ドライバーをフルスウイングするには最小限なんだそうです。この空間のために建てられた家です。 |
||
|
||
 
 練習後はすぐに汗を流せるようゴルフ練習室の隣にバスルームが。乳白色のガラスブロックが柔らかい光を透します。 |
||
|
 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
| 黒木実（担当者：森田昌和） | |||||||||||||||||||||||||||||||||
|
１級建築士、日本建築家協会会員(登録建築家)、世田谷建築家倶楽部会員、 千倉まちづくり倶楽部代表、JIA世田谷地域会事務局長
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
| 有限会社 黒木実建築研究室 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
| お施主様はご夫婦揃ってゴルフが生活の一部となっており、この住宅の1番のご要望は室内で思い切りクラブが振れる練習室を作ることでした。 敷地が約25坪と広くはなく、室内練習室の有効寸法が幅3.2ｍ×奥行5ｍ×高さ3.3ｍとボリュームが大きいので他の部屋のボリュームは極力最低限の大きさに押え、各部屋の視線の抜けや窓の位置、大きさに特に注意をして室内練習室のまわりにいくつもの小さな居場所を作るように心掛けました。例として、各部屋の窓からのぞける庭のパターグリーンや室内練習室も眺められるピアノ室と事務室、食事やパソコンができる居間としての19番ホール（バーカウンター）などです。竣工後おじゃまするとピアノを聴くために階段がちょっとしたベンチになっていたりと、我々が想定していない居場所がいくつもできていました。ゴルフというひとつのジャンルを通じての住宅というよりはご夫婦のライフスタイルがそのまま自然に浮かんできたような住宅が完成したのではないかと思っています。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
| 人生は楽しむべきもの、建物はその舞台です。ご夫婦の趣味が最大限に生かされた建物です。 まずは、ゴルフ。建物内部にドライバーがフルスイングできる練習室を設けました。そのために他のスペース、なんとリビングダイニングを縮小してしまったという思い切りの良さに脱帽です。 続いてバー。大きなカウンター、オーダーメイドの椅子で、大好きなお酒を楽しめる場所です。これも趣味性の高い場所です。 そして、愛犬のためのスペース。リビングが無くなっても、愛犬の居場所はしっかり作る。本当にワンちゃんを可愛がっているというのが伝わって来ます。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
|