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2007年8月19日(日)放送 東京都品川区・深海邸 - 10m巨大玄関ドアがつなぐ 2つの塔の家 - |
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長谷川豪(はせがわごう) | |||||||||||||||
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長谷川豪建築設計事務所 | |||||||||||||||
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深海邸の敷地はわずか14坪の角地で、都心の過密な地域にあります。敷地の狭さがそのまま室内に表れてしまうワンルームの構成だと室内の閉塞感が気になったので、思い切って建物を2棟に分けて、南棟を11畳の3階建て、北棟を6畳の4階建てとして、ガレージ、オフィス、リビング、書斎などの深海夫妻に求められた部屋を各階に設けました。2棟の間には幅1.2mほどの隙間があって、そこにガラスの屋根をかけ、玄関と階段室を兼ねたホールとしています。ホールの道路側の面には、建物と同じ高さ約10mの大きな玄関扉を設置して、天気の良い日にはこの大きな扉を開放して、ホールを光と風が流れる空間にすることができます。また明るいホールを挟む2枚の大きな壁面には、住人のお気に入りの草花や布や絵画などを自由に飾れるようにしています。隣の部屋に移動するたびに、街が入り込んだようなホールの空間を体験することで、敷地境界を越えて、まるで街のなかに暮らしているように感じられるような開放的な住宅を目指しました。 |
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小さな敷地に立つ2つの塔。その間を行き来するらせん階段。吹き抜け空間を通してお互いの塔を見合うという、新しい考え方の建物です。吹き抜けの壁に飾る物によって、世界各地の路地空間が現出しそうな雰囲気です。 |
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