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2007年6月24日(日)放送 東京都・加藤邸 - 路面電車と暮らす 絵画教室のある家 - |
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二宮博(にのみやひろし)+菱谷和子(ひしやかずこ) | ||||||||||||
二宮博(にのみやひろし) | ||||||||||||
1963年神奈川県生まれ 早稲田大学大学院 AAスクール大学院修了 明治大学理工学部建築学科兼任講師 |
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菱谷和子(ひしやかずこ) | ||||||||||||
1963年福岡県生まれ 横浜国立大学工学部建築学科卒業 |
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ステューディオ2アーキテクツ | ||||||||||||
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加藤さんから「接道35メートル、日当たり抜群の土地がみつかりました」といわれ、訪れてみると、そこは線路沿いのすきまで、奥行きはわずか2~3メートル!でも、まわりに家は建たないし、線路といったって都電がのんびりと走っているだけ。駅も商店街も目と鼻の先で、奥さんの絵画教室にも絶好の場所です。市場の標準にまどわされず、生活の場を自分自身の感覚で切り開いていこうという見識に、とても勇気づけられました。樹木の上に家をつくるように、一見困難と思われる場所に家をつくると、多少のとまどいや工夫を強いられるかわりに、何物にも替えがたい豊かさを得ることもできると思います。加藤さんが描いた家作りのスケッチには、東京の下町を思いっきり住みこなしてしまう力強さと期待が溢れ出ていました。そういう感覚をできるだけ開放させられるように、敷地の特徴を素直に生かして、シンプルな骨組がつくれたらよいなと思いながらつくりました。 |
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家が建つ前の土地を写真で見せていただきましたが、ただの狭い道という感じが致します。よくここに家を建てたなと感心してしまいました。しかし出来上がってみると、室内には豊な空間が広がっています。設計家が建て主の為に一生懸命工夫している、そんな感じが所々に見受けられます。特に3階のLDKは斜面規制を素直に受け入れた結果、大きな長い三角など色々な形ができました。これによって、より長く広く感じられる効果もあるのではないでしょうか。 | ||||||||||||
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