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２００７年５月６日（日）放送 神奈川県茅ヶ崎市・桜井邸 − パパのガレージ ママのキッチン 家族みんなが楽しい家 − |
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   広大な緑地（ゴルフ場）に面した好立地。抑えた色使い・シャープな線が手前の植栽を引き立たせます。 |
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   ビルトインのバイクガレージは室内から愛車たちを眺められます。まさに“家族の一員”です。一角に設えた“カフェコーナー”もなかなか！ |
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   ガレージに納まるのは「ハーレーダビッドソン」の他、ご主人高校生時代憧れの１台を年式まで指定して探して出した「ホンダＮＳＲ」など、こだわりのラインナップです。 |
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   らせん階段を挟んでガレージの反対側にある個室。昼間は開放して広く使い、夜は引き戸で仕切って寝室にします。 |
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   ２階はバルコニーを囲むＬ字形のＬＤＫ。屋根形そのままの傾斜した天井も開放感に貢献しています。 |
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   およそ６畳。広々したキッチンは奥さんの友人が大勢集まって一緒に料理を楽しめます。“非対面式”のシステムキッチンを大工さんが工夫してくれて、憧れの対面式になりました。 |
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   あえて北面に開けた大窓。隣接する緑地を借景する“ピクチャーウィンドウ”です。キッチン上のロフトも楽しそう。 |
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 プレイルームも必要に応じて引き戸で仕切れます。部屋の使い方を限定しないのが良いですね。 |
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| 伊原孝則（いはら たかのり） | ||||||||||||||||||
| プロフィール | ||||||||||||||||||
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| flow architecture （フローアーキテクチャー） | ||||||||||||||||||
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| 敷地は新しく住宅地として開発された一画にあり、隣のゴルフ場の緑が道路の向かい側に生い茂る気持ちのいい場所にあります。 1階は玄関・将来子供部屋になるスペース・ガレージ・サニタリーを配置し、中でも同じ趣味をもったバイク仲間が集まる場所であるガレージは、大きく頑丈な引き戸から出入りすることにし、FRP（半透明な樹脂板）を南側の壁全体に施工することで防犯と採光を両立しました。ガレージは玄関を入ったホールからガラス越しに見えるようになっており、子供部屋からも望むことができます。子供たちが父親の趣味に自然に触れることで、興味を持てるようになってもらえればと願っています。 2階にはLDKと寝室スペースを広いデッキテラスを囲むようにL字型に配置し、片流れの屋根を架けることで開放的な大きな一つの空間としました。またキッチンは全体を家具のように箱状にし、閉じつつ開くことによって大空間の中心となるように配置しました。 家族の生活と趣味の関係があまりにも極端になりすぎず、自然と生活の中にとけ込むような家を目指しました。 |
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| 敷地面積４０坪強・延床面積３０坪強の建物です。そこに、ご主人のオートバイ・奥さんの料理という趣味の空間。さらには子供たちがのびのびと遊べる空間まで内包する、とても包容力のある建物です。ご夫婦の仲の良さが伝わってくるようです。 建築家が、建て主の趣味・嗜好を理解して細かい部分まできちんとデザインされています。隣接する緑地を眺めるため、あえてリビング北面に開けた大窓は、家族への最高のプレゼントだと思います。 |
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