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２００７年４月１５日（日）放送 埼玉県さいたま市・木村邸 － ２つのリビング “水平吹き抜け”の家 － |
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   正面に開けられた正方形の窓からのぞく連続する木の構造体。夜ライトアップされた様子は見とれてしまう美しさです。格子のドアを抜けるとエントランスガーデンです。シンボルツリーは現在思案中。 |
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   エントランスガーデンがあるので、大きな玄関ドアも透明ガラスでＯＫ。脇のシューズクローゼットも“すっきり”の秘訣です。 |
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   １階にある家族リビング。高さ６㍍の吹き抜けは大迫力です。東面にも西面と同じ大きさの大窓があります。空をきれいに切り取ります。 |
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   吹き抜けの迫力を強調する柱と垂木を兼ねる木の構造体。間は半透明のポリカーボネート複層板で採光します。 |
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   対面式の台所はリビング側から見た時すっきりするよう、冷蔵庫や食品棚が見えないようになっています。 |
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   ２階にある子供リビング。水平の大吹き抜けを介して１階の家族リビングと繋がります。適度な距離感が楽しいですね。 |
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   子供リビングはエントランスガーデンに臨んでいます。東西の大窓は下から広がるブラインド付き。外からの視線をコントロールしつつ空を眺められます。 |
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 仲良し姉妹の左右対称の子供部屋。主寝室には物干し用のサービスバルコニーがあります。 |
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| 今永和利 | ||||||||||||||||||
| プロフィール | ||||||||||||||||||
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| 主な受賞 | ||||||||||||||||||
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| 今永環境計画 | ||||||||||||||||||
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| 敷地は東西が道路に面し開かれ、南北が隣家に接し閉ざされた長方形。最初にそこを訪れた瞬間、東西に筒のように抜けた家を作ろうと考えました。｢水平吹き抜けの家｣です。内部には｢家族のリビング｣とは別に2人のお子様のために｢子供のリビング｣を作り、1階と2階で別れているもの水平吹き抜けを通じてつながっています。それによって親子が程よい距離感をもちながらもお互いの動きが感じられます。これらのリビングの外壁と屋根の一部をを乳白のポリカーボネート板で作り、柔らかい自然光で包まれる空間にしました。内装は白を基調に水平吹き抜けの構造である25本の木のフレームを赤茶色のオイルステインで着色しリズム感を出しています。明るく風通しのよい住まいができました。 | ||||||||||||||||||
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| この家に向かって正面から歩いて来ると、西の大窓から東の大窓を通して空が見えます。この建物最大の特徴である“水平の吹き抜け”が作り出す非常にダイナミックな風景です。 最近、都市型住宅では２階にＬＤＫを設けることが増えていますが、この建物は１階に“家族リビング”を置きました。そして２階に第２のリビング＝“子供リビング”を設えました。２つのリビングは“水平の吹き抜け”を介して繋がっています。その付かず離れず絶妙な距離感は、家族の繋がりを一層強くするように感じられるのではないでしょうか。 |
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