  
構造材として2002年に認可されたばかりのアルミニウムでつくられた家です。熱を伝えやすい素材なので熱のコントロールが大切。ルーバーや屋根の中に設けた水路に井戸水を流して調節します。 |
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玄関を入って正面の渡り廊下。全面天窓で明るい。中庭テラスの天井は電動ルーバーで日差しを調節します。 |
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全面天窓の明るい水回り。北側のテラスに面した開放的な空間です。昼間の入浴が気持ち良いそうですよ。 |
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カウンターや背後の収納も全てアルミ製のキッチン。カウンター上のパソコンで家中の空調や照明をコントロールできます。 |
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総アルミの空間に木製の大きなテーブル。これが意外(?)と似合っています。薪ストーブもあります。アルミの色や質感がニュートラルだからこそ! |
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床下にも水路を設けて床暖房に。斜め格子の壁は構造の一部ですが、印象はいたって軽やかです。ご主人のデスクも、もちろんアルミ製。 |
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アルミと畳の色が予想外に似合う和室。アルミの床の間を飾るのは、ご主人のお父さんの書。畳をめくると、もちろんアルミです。 |
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床下には、地震エネルギーを吸収する制震ダンパーが備えられています。アルミの軽さと相まって“地震に強い”家と言っていいでしょう。 |
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| 石田保夫+畔柳昭雄+宮ア均 |
| プロフィール |
| 石田保夫 |
| 1950年 |
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静岡県生まれ |
| 1975年 |
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日本大学理工学部建築学科卒業,(株)綜合設計事務所 |
| 1979年 |
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清水機電(株) |
| 1992年 |
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清水機電(株)が(株)IAIとIAシステム(株)に分社するのを機に
IAシステム(株)(現SUS(株))の経営に従事現在SUS(株) 代表取締役社長 |
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| 畔柳昭雄 |
| 1952年 |
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三重県生まれ |
| 1976年 |
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日本大学理工学部建築学科卒業 |
| 1981年 |
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同大学大学院理工学研究科博士課程修了 |
| 2001年 |
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同大学教授 |
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| 受賞 |
| 1993年 |
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日本トイレ協会グッドトイレデザイン特別賞 |
| 2001年 |
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環境情報科学センター賞学術論文賞 |
| 2004年 |
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日本沿岸域学会学術論文賞 |
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| 宮ア均 |
| 1954年 |
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埼玉県浦和市生まれ |
| 1977年 |
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日本大学理工学部建築学科卒業 |
| 1982年 |
|
同大学院博士課程修了 |
| 1997年 |
|
前橋工科大学工学部建築学科教授 |
| 2001年より |
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前橋工科大学大学院工学研究科教授 |
| 1991〜1992年 |
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文部省在外研究員(ニューヨークプラッツインスティテュート大学) |
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| 受賞 |
| 2000年 |
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BELCA賞 |
| 2001年,2002年,2004年 |
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さいたま市景観賞 |
| 2005年 |
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INAXデザインコンテスト 水回り空間の部門賞 |
| 2006年 |
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長野県建築文化最優秀賞 |
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| 石田保夫/SUS |
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| 連絡先 |
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静岡県静岡市清水区尾羽105-1 |
| 電話 |
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0543-61-0061 |
| ファックス |
|
0543-61-0117 |
| URL |
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http://www.sus.co.jp/ |
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| 畔柳昭雄/日本大学理工学部海洋建築工学科 |
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| 宮ア均/REP研究所 |
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| 連絡先 |
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埼玉県さいたま市浦和区仲町2-10-15 LAPUTA-V 2階 |
| 電話 |
|
048-824-8889 |
| ファックス |
|
048-824-8878 |
| URL |
|
http://www.inst-rep.co.jp |
| E-mail |
|
studio@inst-rep.co.jp |
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敷地は,山を背負った川沿いの四季の変化が気持ちよく感じ取れる場所でした.そこで,エネルギー消費ばかりに頼ることなく,豊かな自然環境とデザインで,環境から住まい手にも優しい快適性を獲得したいと考えました.静岡M邸は繊細で柔和なアルミの表情を活かしながら,周囲の景観に配慮し高さを押さえ,ひっそりと佇んでいます.
この家を作る上での目的は,アルミを使用することのメリットを,意匠,構造,設備のそれぞれに見出していくことで,精度が極めて高いアルミ部材の押し出しによる生産方法に着目しています.部材の断面に可能な限りの機能を与え,工期の短縮と結果的なコストダウンを目指しています.さらに,ホームオートメーション技術を取り入れることで建築,設備,人をリンクさせ,知能をもった建築を実現することができました. |
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山懐に立つアルミの建物。周囲には歴史を感じさせる建物が立ち並んでいます。一見ミスマッチにも感じられる取り合わせです。かつてのエッフェル塔、ポンピドゥーセンター、ルーブル美術館のガラスピラミッドも建設当初は違和感をもって迎えられました。しかし現在では名所として定着しています。この建物も、これから街の歴史の一部となっていくのでしょう。
アルミ。この新しい素材が、これからの街の風景を作っていく・・・そんな可能性を感じます。 |
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