|
2007年3月11日(日)放送 神奈川県横浜市・岩井+立石邸 <むずかしい敷地シリーズ(1)> − 家の中にあるリゾート − |
||||||||||||||
|
|||||||||||||||
| 石井秀樹(いしい ひでき) | ||||||||||||||||||
| 一級建築士 | ||||||||||||||||||
| 二級施工管理技士 | ||||||||||||||||||
| 震災建築物応急危険度判定士 | ||||||||||||||||||
| 略歴 | ||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
| 受賞歴 | ||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
| 一級建築士事務所 石井秀樹建築設計事務所 | ||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
|
南国リゾート好きなオーナーご夫妻は、公園の緑を望む見晴しの良い高台に位置するこの敷地に、旅行先でのバス体験に基づいた開放的かつ快適なバスタイムを希望しました。 それは、極めて限定的な入浴のためだけのバススペースでは無く、拡張して生活全般を取込んで行くようなイメージでした。そこで、通常の浴室が持つ境界を極限まで取り除き、建物動線の中心である土間・階段とボーダレスに配置することで、生活動線の一部として生活の中に常に作用するバススペースを計画しました。 床の防水コンクリートを刳り貫いただけの浴槽は水の張られた泉となり、バススペースは土間から外部へと連続する広場になり、水面は空を写し込み、照明の光を反射して坪庭を通してオープンスペースにゆらぎの変化を与えます。 開放的なバススペースはその形態だけでは無く、確実にライフスタイルにボーダレスに溶け込んでいます。 |
||||||||||||||||||
|
大胆なお風呂にビックリしました。非日常空間に身を置くことで、よりリフレッシュできそうです。 ご夫婦はインターネットを駆使して土地を探し、そして建築家とも出会ったそうです。もちろん最後は自分の目で確かめて結論を出したわけですが、新しいものや素敵なものを見出すことに長けた「目利き」ですね。建築家がどんなに良いアイディアを出しても、それを理解できる建て主がいなければ素敵な建物にはなりません。同年代の建て主と建築家がワクワクしながら家作りを楽しんだ結果出来あがった素敵な建物です。 |
||||||||||||||||||