|
2007年2月18日(日)放送 東京都稲城市・坂東邸 − 奥さまは主婦建築家 自然素材の健康住宅 − |
||||||||||||||
|
|||||||||||||||
| 坂東 順子 | |||||||||||||||||||||||||
| 坂東順子(ばんどう じゅんこ) | |||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||
| 一級建築士事務所 J環境計画 | |||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||
| 新しい街にアトリエ兼用住宅を建設するにあたり、「美しい街並形成に貢献すると共に良質な環境をつくることで、近隣・地域に根ざす設計事務所(アトリエ)となること」と、「家族の住まいとして、機能のみでなく五感を大切にした心を満たす生活の場を創ること」をめざしました。 吹き抜けで一体化された四層スキップフロア(「家族の箱」と称す)、植栽を楽しむ広がりある庭、「家族の箱」の中心であるリビングとアトリエを繋ぐ大きな木製デッキ、眺望の開けた二階バルコニー、さらに無垢の各種木材、左官、和紙の自然素材による仕上げ等が特徴です。 一つの家族のあり方を表した「家族の箱」と私の仕事場であるアトリエとは、独立しながらも大きなガラス窓を通じてつながり、職住のバランスのとれた伸びやかで気持ちのよいすまいを実現しました。 |
|||||||||||||||||||||||||
| 坂東邸は建築家である奥さんが自ら設計した建物です。家作りとは木の幹が枝・葉に分かれ、花が咲くようにどんどんと夢が膨らんでいくものです。全ての希望を叶えようとすると、とても収集がつかなくなってしまうものですが、坂東邸は、それを見事にトリミングし、実にバランスのとれた美しい建物が完成しています。この気持ちの良い空間を、ご主人と息子さんが安心して味わっている、そんな印象を受けました。 | |||||||||||||||||||||||||