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２００７年１月１４日（日）放送 千葉県船橋市・松﨑邸 建もの探訪スペシャル － 街で田舎暮らしする家＋プレイバック2006 － |
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   屋根瓦、漆喰、杉板型枠で打ったコンクリートが表情豊か。日本家屋の伝統を感じます。 |
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   自然素材に囲まれる内部仕上げ。床板のクリも築３年で落ち着いた良い色合いです。２階からの自然光がお出迎え。 |
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   大・中・小、３本の大黒柱に支えられた奥行きのある居間。築１５０年の民家からとった古材と新しい材が見事な調和を見せます。 |
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   掘り炬燵のある和室。大きなガラス戸を透して見る庭にはビオトープが設えてあります。 |
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   古材で組んだ囲炉裏。土間にはカマド。そこに彩りを添える自在鈎など古道具はネットオークションで入手したそうです。意外!? |
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   大きな作業台のある台所。隣接する公園を眺めながら炊事できます。お風呂はヒノキで気持ち良さそう。 |
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   ２階は家族の読書室と子供室。ロフトから囲炉裏の間を見下ろすのも、なかなか面白い体験です。 |
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 古材を生かした居間にはホームシアター。瓦屋根の上には太陽光発電装置と太陽熱温水器。昔ながらの生活と最新のテクノロジーが無理なく共存しています。 |
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| 徳井正樹 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 受賞歴 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 徳井正樹建築研究室 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 建主の松崎さんから託されたテーマは「都会で持続できる本物の田舎暮らしを楽しむ」です。しかし単に古民家的な家があればそれは実現するわけではありません。太陽光や深夜電力と言ったエネルギー代謝技術を備え、かつ囲炉裏や薪ストーブの炎を感じながら、朝になればビオトープで水を飲む放し飼い鶏が毎朝の時を告げる。そんな心からの安らぎを感じながら暮らす、、、。そのための装置がこの家です。 この敷地「海神山」は、昭和初期から別荘が建てられたという小高い丘。そこに築150年の民家から譲り受けた大黒柱を始め、様々な素材役者とそれを牛耳る職人が集まり、祭りのように楽しい現場でした。計画から７年余。今それを日々の暮らしに当たり前に溶け込ませている「建主力」あってこそ、この家の存在意味が進化していると思います。 |
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| とても堅牢な大黒柱を見ると、古くからの日本の建物が持つ威厳や品格といったものを感じます。現在、そういった昔ながらの日本建築を再現しようとすると、大変な時間とお金が掛かってしまいます。しかし、１度良いもの作ってしまえば長い間使い続けることができる。歴史が成立していく。そのことをつくづく実感いたしました。 そして、「建もの探訪」もこの春１９年目を迎えます。これまでにご紹介した建物は９００軒以上。２００６年には「全日本テレビ番組製作社連盟（ＡＴＰ）長寿番組賞」を受賞するなど、うれしい評価を頂きました。 １０軒の家があれば、１０通りの住まい方があります。それぞれの家族に、それぞれの物語が生まれます。「建もの探訪」は、素晴らしい建物、素晴らしい家族がある限り、続いて行くのです。 |
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