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2006年11月12日(日)放送 神奈川県藤沢市・櫛渕邸 - こだわり夫とおおらか妻 バリとモダンの2色住宅 - |
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猿田仁視 | ||||||||||||||||
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キューボデザイン建築計画設計事務所 | ||||||||||||||||
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クライアントとは大阪と神奈川の遠距離のやり取りでした。遠距離でも意思の疎通は出来るということを証明できた気がします。逆に強い信頼関係が出来ました。 景観の良い敷地での計画。地域のランドマークになるようなキャンティレバーで大きく張り出した外観、内部は、各フロアでインテリアのデザインの設定を変え、雰囲気の違う空間を楽しむ設定にしています。3階にぽつりと乗った浴室からは遠景に緑の山々を望むことが出来ます。トップライトから落ちる光が光井戸を通して下階まで光をもたらします。家族が気持ちよく生活できる場が提案できたと思います。施主と設計がうまく調和して出来た住宅です。 |
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西洋に『ブルジョアが3代続かないと文化は生まれない』ということわざがあるそうです。中世文化の発展の影に、芸術家を経済的に支えたパトロンが数多く存在したことを現した言葉ですが、今の日本の状況では、なかなか難しいですよね。将来の文化が心配です。 家づくりという行為は大金を使うわけですから、建主にはパトロンの意識が必要だと思います。そのためには勉強して、良いものと悪いものを見抜く力を身に付けなくてはいけません。若手の、弟のような建築家と一緒に、この建物を作り上げた櫛渕さんには、そうした気概があるようにお見受けしました。 |
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