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2006年11月5日(日)放送 神奈川県横浜市・別府邸 − 隣家に配慮したデザイン 田園の火の見やぐら − |
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| 山下達朗 | ||||||||||||||||||
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| プランプラン | ||||||||||||||||||
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| 計画地周囲は起伏があり緑豊かな、すこし懐かしい感じのするところ。近くに大規模開発されたニュータウンがありますが、その無機質な「街」となることを免れた以前の風景のままの場所です。その風景に馴染むものを作りたいと思いました。 また、建物の計画敷地はご主人のご実家の南側の庭。既存建物は平屋の建物。新しく建てる建物が既存住宅の日照、通風への影響が最小限になるように考えました。結果的に道路側に大きなボリュームを配置し、奥に向かって低くなって行くような形。低くなった奥の平屋の上部はLDKからつながったテラス。 ここからは空と樹木と周囲の住宅の屋根しか見えない気持ちの良い場所です。 |
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| 機能性とかデザイン性といった言葉だけでは表せない、どこか懐かしく、心の底からほっとする建物です。長い時間かけて築き上げられた歴史ある町に、違和感無く溶け込んでいる印象です。 室内はもちろんですが、近隣にもやさしい外観デザインは、これからの町づくりにヒントを与えてくれているように感じます。 |
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