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2006年10月15日(日)放送 東京都渋谷区・伯耆邸 - 都心に大人のオアシス 水ゆらぐ中庭の家 - |
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廣部剛司(ひろべ・たけし) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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廣部 剛司 建築設計室 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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7月に上梓しました著書「サイドウェイ 建築への旅」は建築家として独立する前にした長い旅を中心に、建築やそれにまつわることについて執筆したものですが、伯耆さんにも1冊謹呈させていただきました。そして、頂いた本の感想コメントの中に「日差しが強い今日、開け放した中庭でサイドウェイを読了しました。美しい本でした。」という言葉がありました。 いつも住宅設計をするときには、その場所やご家族の趣向などを考えながら、<自分でも住みたい場所>をつくりたいと思っています。ですから、あの中庭は私にとっても自分だけの空があり、柔らかな風が抜け、周囲から守られた心地よい生活空間のイメージとしてあります。その場所で本を読了してくださった・・・そのこと自体がとても嬉しいことでした。 建築は長い時間をかけて<育って>いきます。伯耆さんのお宅がその生活との対話を繰り返しながら、これからどう育っていくのか? これからも見守っていきたいと思っています。 |
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旗竿形敷地なので、外からは玄関の辺りがほんの少し見えるだけ。内部にこんなに豊かな空間が広がっているとは予想外でした。物理的にはタイトな空間を「建築のマジック」とでも申しましょうか、巧みなデザインで精神的に余裕が感じられるものにしています。本当は都心なのに、高めの塀の外には緑が広がっているような錯覚を覚えます。 細部のデザイン性にまでこだわった、建築好きにはたまらない建物でした。 |
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