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2006年8月20日(日)放送
東京都三鷹市・木下邸 - 雨の日はカサをさして 家族が集う小さな町 - |
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2005年4月完成 敷地面積 195平米(59坪) 建築面積 95平米(29坪) 延床面積 132平米(40坪) 木造 建築費:2800万円 坪単価:70万円 |
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木下道郎 | |||||||||||||||||||||||||
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木下道郎/ワークショップ | |||||||||||||||||||||||||
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木造平屋が2棟、中庭を挟んで向かい合っています。中庭はウッドデッキになっていて室内と同じ高さです。 中庭はこの家の「要」の空間で、すべての部屋がこの中庭に面しています。 南側の「個人棟」には家族それぞれの部屋とバスルーム、北側の「家族棟」には厨房、食堂、居間があります。中庭は「屋根のない部屋」であり「家族の広場」であり檸檬の木をはじめとした植物が生い茂る「小さな自然」でもあります。 中庭に面している扉はすべて木製の引戸になっていて開けると戸袋の中におさまるようになっています。 天気のいい日は中庭と室内の仕切りをなくして家中がひとつながりの空間になります。軒先には等間隔に金具がとりつけてあって、日よけのシート、葦簾、物干竿、植木鉢等々がかけられるようになっています。 犬や猫も外から中へ中から外へ走り回っています。 雨の日はちょっと様子が違いますが、気候とともに敏感に変化する中庭の佇まいもまた楽しいものです。 |
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木下邸は、そこに中庭を設けることによって部屋を延長することができて、そこが大きな楽しみを生み出す場になっています。 この建物で印象的なのは、極端から極端ですよね。 明と暗、そして硬と軟、緊張から開放といいますか、色んな営みの要素が感じられる、それが味わえる建物です。 何と言っても愛犬たち、フクちゃんとハヤちゃんがとても居心地が良さそうで、それが嬉しいですね。 |
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