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2005年10月1日(土)放送
東京都渋谷区 原邸 - 生パスタでパーティを ラテン系大家族の家- |
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2002年4月完成 敷地面積 256平米(78坪) 建築面積 118平米(36坪) 延床面積 202平米(61坪) 木造在来工法 建築費:5000万円 坪単価:82万円 |
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半谷仁子 | |||||||||||||||
1956年 福島生まれ 1979年 法政大学工学部建築学科卒業 桜樹会建築事務所、桜井建築工房、AMO設計事務所を経て、1985年APS設計室設立。 ART BERG本社ビル/代官山モンスーンカフェ/関越病院/ 双葉駅前コミュニティーセンター/レモンの木 他住宅多数 |
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APS設計室 | |||||||||||||||
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原邸は、80代のおばあ様をはじめ、4世代が、いっしょに暮らす大家族。核家族の多い時代にあって、一般的には、いかに世帯を切り離し、干渉しないかを工夫するのが多い中あえてみんなで暮らすという選択をした家族。それぞれが自分の世界を持ち、自由だけれどお互いを思いやる優しい気持ちを感じる。それは、お互いの気配を感じ、気配りをするアジア的な大家族の暮らしに通じる。自分の独立した空間から、あちこちにあるパブリックゾーンに自由に出てきて出会う。家というより街というような感覚の住まい。あちこちに人が集まる広場や通りのあるような家。互いのほどよい距離感を大切にした家。住まいにも気持ちにも、心地いい風が流れるような家族であったらと思う。 | |||||||||||||||
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原さんのお宅は庭先にあるのイチョウの木が印象的です。 ラテンの国の考え方で、人生は楽しむ為にあるという考えがあります。 まず、玄関前のアプローチ。 そこに木陰をつっくって、テーブル・イスを設えて、そこで食したり、飲み交わしたりということなんですけども、その考えが、リビングにもありますね。 食こそ人間の一番大事なことであり、また大いに楽しむことでもあるんですね。 個室から出てきまして、このスペースで料理を手伝ったり、作ったりしながら、大いに楽しむということなんです。 そして背景を見ますと、インテリアが素晴らしいです。 そこに飾ってある絵がすごい、また置いてある物が、 それぞれに思い出があるものです。 こうしたもの全体で、この雰囲気を作り出しているということなんですね。 |
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