2005年4月30日(土)放送
神奈川県横浜市・仲亀邸
-40畳大リビング 桜舞う家-
1999年12月完成
敷地面積    281平米(85坪)
建築面積     85平米(26坪)
延床面積     262平米(79坪)
鉄筋コンクリート造



重厚なつくりの外観。杉板を型枠にしたことで、コンクリートに美しい木目がでています。玄関は右手。左手は設計事務所の入り口。

巨大な玄関ホール。飾ってらるオブジェは、お父さんの海外旅行のお土産。隣には和室。通常は開け放して使っているそうです。エレベータも設置。

9×9メートルの正方形のリビング。広さは、なんともうらやましい40畳。おまけに三方に開口部。初めて経験する開放感。引き込み式の窓からは、満開の桜!

床はマコレ(アフリカの桜)、キッチン、ダイニングテーブルも同じ材で作られています。木目のコンクリートにぴったりです。


3畳分はあるアイランドキッチン。大空間に負けないような大きさです。下は全て収納。満開の花をバックに料理ができます。


お風呂も絶景。2方向の窓が開け放てます。まさに露天風呂。桜舞い散るお風呂。

地下には、ご主人の設計事務所も付いていました。2層分の吹きぬけがある空間。コンクリートのトンネルです。ダイナミックな空間。

寝室も地下。設計事務所との共有のドライエリアが、広がりに貢献しています。

仲亀 清進
   
1965年   神奈川県横浜市生まれ
1989年   日本大学理工学部建築学科卒業
近藤春司建築事務所を経て
1995年   仲亀清進建築事務所設立
 

仲亀清進建築事務所

横浜市鶴見区獅子ヶ谷1-11-1       
TEL&FAX   045-581-9812
E-mail   kame@ke.netyou.jp
 
自邸をつくるにあたって・・・・・・設計計画から工事まで、自分の『手』『身体』でつくり上げた住宅です。思い入れも熱く、完成にいたるまで長い時間と全エネルギーを費やしました。完成から5年経ってもなお、建物や周囲の風景にたくさんの新しい発見があります。この住宅を通して『楽しく、快適に住む』ことを体感中です。
 
土地と建物の関係が実にバランスいいですね。杉板を重ねたコンクリートの型枠を作りをはじめ、全てにわたって、ご主人自ら家作りに参加したそうですが、完成した建物は、実にセンスがいい。置かれたものも吟味されたものばかりです。そして、窓から見える景色、桜満開です。とろけるような心持ちになりました。