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玄関への入口は大きな引き戸となっています。引き戸を開けると…。そこは古くて新しい感じのする土間になっていました。土間は子世帯、親世帯の共用となっています。向かって右側が子世帯、左側が親世帯です。奥に見えるのは庭。安井さんのお宅は以前建っていた家を取り壊して、建て替えられたそうですが、庭の一部を残されました。玄関の前から見ると土間を抜けて、奥に見える庭の緑が美しいですね。 |
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2階の子世帯のLDKは広さ34畳、天井高5.2メートルの大空間。ダイナミックなつくりで構成された空間はざっくりとした荒々しさが味わいになっています。 |
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ダイニングに置かれた机は以前の家の柱をつなぎ合わせたリサイクル品。ご主人、奥さん、お父さんの3人でつくり上げました。壁の上のほうに時計がかけられているのが気になりました。高い位置に時計をかけるのは大変怖かったそうですが、敢えてしたことだとか。公園で遊んでいる子供達が時間を分かるようにしたいという優しい心遣いからです。確かに公園から安井さんの時計が見えます。 |
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キッチンは2列のカウンターで構成。ダイニング側のカウンターには浅い四角掘り込みがありました。実はこれ、魚をさばくためのスペース。まな板を置いて、水を流しながら魚がさばけるとか。壁側のカウンター下の収納はキャスター付きで使い勝手が良いそうです。 |
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リビングにはご主人が選んだこだわりのものが色々ありました。中で最もお客さんの注目を集めるのがダーツだとか。ご主人の仕事が遅い時は奥さんとお父さんでダーツを楽しんでいるそうです。 |
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水周りは洗面・浴室・トイレがひと部屋にかたまったスリーインワン。トイレに入っているときには外に赤いランプが点灯します。これのお陰で誰にも邪魔されずに済みますね。 |
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お父さんが暮らす親世帯は子世帯と雰囲気が変わって、オーソドックスな暮らしやすい空間となっています。ご主人の帰りが遅い時には奥さんが親世帯に行き、料理を作り、一緒に食べるそうです。本当に奥さんとお父さんの仲がいいんですね。 |
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