![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
2004年5月1日放送 東京都新宿区・高橋邸 -男の書斎主義 こだわりの大地下室- |
![]() |
2003年5月完成 敷地面積 93平米(28坪) 建築面積 56平米(17坪) 延床面積 182平米(55坪) RC造地階+木造3階建て 建築費:4000万円 坪単価:73万円 |
![]() |
![]()
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
都市の真ん中、軒を連ねて隣家が建つ中で、家族の生活を守るオアシスをどのように実現させるか、そこがこの住宅を設計するにあたっての大きな課題でした。 地階のドライエリアから縦につながる中庭(吹き抜け空間)。それに沿うようにつくられている階段。階段を上り下りする姿は各部屋から見え、また、階段を通して各階の家族の気配が感じ取れるようになっています。 2階のLDKのスペースは階段を中心に配置され、それらを結ぶ動線は、サービス動線・主動線・そして外部(テラス)動線と3つつくられており、いくつもの回遊動線(家の中をぐるぐる廻れる)が存在しています。そのことで、便利である事以上に生活に楽しさをつくり出しているようです。外に対しては、駐車スペースが中庭に抜けており、そこから生活の気配が伝わり、街の環境に程良い関係をつくり出しています。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
高橋さんのお宅は都心の住宅です。敷地面積28坪に建つ延床面積55坪の機能性を追及した建物となりました。創意工夫は見事で使い易いです。機能性を追求しながら、しっかりと余白となる部分を残されました。その余白は階段や中庭になります。このスペースを有効活用し、開放感を演出しています。ご主人はつながりを意識した建物だとおっしゃっていました。それは近隣の道行く人。そして、北側の墓地で眠る事になる今は亡きお父さんとのつながりでした。その配慮が建築的に新しいものを感じました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |