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2004年4月3日放送 神奈川県横浜市・長谷川邸 -休日は遅い朝食を… モダン・サンタフェの家- |
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2003年6月完成 敷地面積 275平米(83坪) 建築面積 133平米(40坪) 延床面積 202平米(61坪) 木造2階建て 建築費:4250万円 坪単価:67万円 |
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長谷川さんが始めて私共の事務所に来た時の話。 『タメ口でやっていきたいのですがどうですか?』 もちろんOKでした。 建築家と建主が一軒の家を手掛けていく時、ネックになっていくことのひとつに言葉の壁というものがあります。 そうして同じ目線で向き合う事により、忌憚なく意見を出し合っていく事、世界でひとつの自分の家を創り上げていく上で、これはとても大切な事だと思っております。そして建築家の選択の一つとして、キャリアや作風はもちろん抜きには語れないのですが、何より大切なのは良きパートナーとして永くつきあっていけるかどうかの相性だと私は感じます。 これがクリアー出来れば、家創りにおいて半分以上は既に成功したとも言えるでしょう。 一軒の家が完成すると又ひとり友が増えていく。 食事に呼ばれたり、愛犬の話をしたり、コンサートにいったり、大好きな車の話をしたり・・・etc これがこの仕事を通じての私にとっての達成感であり財産であると思います。 そして更にもう一人、長谷川さんという同世代の素敵な友が加わりました。 |
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長谷川さんのお宅は外観、庭、そして、室内。とても気持ちがいいです。建物を建てるときの大きなテーマは休みの日に遅めの朝食をゆっくり食べるということでした。その夢が見事に叶いました。食事を採るダイニングだけでなく、どこに身を置いても、気持ちがいい。この気持ち良さだったらどこでも朝食が採れます。この心地良さの要因は色々有ります。中でもアメリカの納屋の梁。これは200年もののアメリカ製。アメリカは歴史の浅い国ですから、貴重品ととも言えます。当時作った大工さんの魂も入った素晴らしいものです。素晴らしい建物を手にされたご主人が「建物は人を変える」とおっしゃっていました。それだけ建物の持つ力はとても大きいということ。家造りは大切にしたいと実感いたしました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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