![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
2004年2月7日放送 神奈川県逗子市・白鳥邸 -構想15年 宇宙に一番近いドーム- |
![]() |
2000年4月完成 敷地面積 320平米(97坪) 建築面積 106平米(32坪) 延床面積 281平米(85坪) RC+木造 地階+2階建て 建築費:5333万円 坪単価:78万円 |
![]() |
![]()
|
|||||||||||||||||||
<逗子海岸を見下ろすスペースship> ―Cosmosハウスというローテクノロジーな機械― 土地探しのために20年以上も飛びまわり、五年程前に今の場所に着地し、3年前に完成させたのが空から舞い降りたspace shipのような自邸です。宇宙的な家であって欲しいとの思いでCOSMOSハウスと命名したガラス張りの住まいです。20世紀の近代建築家として著名なル・コルベジェは当時の機械文明を背景に「住宅は住むための機械…」という名言を残しました。それから50年が過ぎ、機械の時代は終わり、今、生命の時代を迎える中で、町場の大工さんによる手作りの技術で完成させたのが、生命を内包させた、繭玉型をしたガラスの容器です。精神と肉体が開放される器です。 住みはじめて3年経った。硬直していた家族一人一人にとって、この透明なガラスの容器は既にみんなの解放区となっている。もう手放すことのできない、必要不可欠な空間となってしまった。 ―白鳥 健二(アトリエCOSMOS)― |
|||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||
白鳥さんのお宅は素晴らしい風景を楽しむための建物です。四角四面の建物が多い中、この建物はドームや勾玉のような形になっています。そして、中に入るととても落ち着いた気分にさせてくれます。白鳥さんはお仕事、ご趣味の領域の中で旅をよくされるそうです。行かれる場所はアメリカ、ヨーロッパはもとより、アジアのネパールやチベット、ブータン。あのあたりに行かれるととてもホッとされるそうです。白鳥さんはそこに時空を越えたルーツを感じ、その要素を積極的に取り入れられました。そして、完成した建物はオリジナリティーあふれています。そして、時間が経てば経つほどその良さが分かってくる建物だと感じました。 | |||||||||||||||||||
![]() |