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ブリキおもちゃ博物館館長の北原照久さんのお宅は海に突き出すよう建つ建物。築70年、昭和初期に竹田宮家の別荘として建てられました。竹田宮が手放した後、何人かの手を経て北原さんの住まいに。10年以上憧れつづけた夢の家です。 |
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ゲストハウスのリビングは広々としたスペースを確保。かつてこの部屋はダンスホールとして使われていました。置かれた家具はすべてこの家が建てられた1930年代のものです。 |
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リビングに置かれたビリヤード台は以前この家に住まわれていた英国人からプレゼントされました。壁際に置かれた棚はアメリカのチョコレート屋さんで使われていたものです。15年前に米国のアンティーク店で購入されたとか。中に収められているものも1930年代のものを揃えています。 |
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リビングの円形部分からは180度全て海が眺められます。ここから見えるのは海と空だけ。江ノ島や富士山、夕日が我がものとなる空間です。雄大な大自然に囲まれているため、落ち込むことがあってもくよくよしなくなったとか。この家に帰ってくればすぐに元気になってしまうそうです。中央に置かれた円卓とイスはフランク・ロイド・ライトのオリジナルです。 |
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ゲストルームは昭和の大スター、石原裕次郎さんも泊まった部屋だとか。ここで彼が何を思い、考えたのか…。思いをはせることもあるそうです。やはりここからも海が眺められるようになっていました。 |
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さらにプールもありました。目の前に海を見ながら、プールで泳ぐ。まるで海外のリゾートホテルのようです。日本にいるこを忘れさせてくれるような空間となっています。 |
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北原さんのお宅には船が家に着けれるボートハウスがありました。なんと海が家の中まで入っているんです。ここから見るとまるで大海原が自分の庭のよう。現在は、建築基準法で海岸からセットバックしなければならないため、日本で唯一のボートハウスです。 |
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北原さんのお宅にはもうひとつ建物があります。こちらは北原さんが生活するメインハウスとして使用されています。この建物はビリヤード台をプレゼントしてくれた英国人が1960年に建てたそうです。リビングからは見越しの松が楽しめます。 |
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