2003年1月25日放送
薪ストーブのある家 シリーズ

千葉県我孫子市・荒木邸
−眺望抜群 湖畔に建つ暖炉のある家−

2002年8月 完成
敷地面積   170平米(52坪)
建築面積    76平米(23坪)
延床面積    97平米(29坪)
木造2階建て
建築費: 2320万円 坪単価: 80万円


荒木さんのお宅は千葉県・手賀沼の辺に建つ木造2階建て。手賀沼は様々な野鳥が集い、多くの人が散歩やランニングを楽しむ場所となっています。庭には金山杉で作った巨大なテーブルが置かれていました。暖かい日にはこちらでバーベキューを楽しむそうです。


和室は広さ8畳。ご主人のお仕事は消防士。仕事柄朝方帰ることもしばしばあります。そこで部屋を真っ暗にできるよう、遮光扉を設置。昼間でもゆっくりと休めます。


2階の居間兼食堂は広さ15畳。壁・天井は白州壁、床や柱・梁には樹齢100年近くの金山杉を使用しています。火山灰が原料の白州壁には調湿・脱臭効果があり、空気をおいしくしてくれるとか。

居間兼食堂の中央に置かれている机は樹齢350年の一枚板(金山杉)。南側の障子を空けると・・・。見えるのは手賀沼の景色。毎日、この景色を楽しめるのはうらやましいですよね。また、障子にも工夫が施され、下が開く「雪見障子」と上に開く「空見障子」となっています。気分によって、違った景色を楽しめます。

荒木さんのお宅の薪ストーブはスェーデン製。周囲には防火壁のレンガを設置しています。冬にはこれ1つで部屋中が温まります。

キッチンは独立型。キッチンは一番いい景色が眺められる場所に配置。景色を眺めながら料理を楽しめる。これには奥さんも大喜び。北側の壁一面は収納になっています。このお蔭でキッチン全体がスッキリと片付きますよね。

浴室は壁と天井にヒノキ、床にはタイルを使用しています。浴室からも手賀沼の景色が楽しめます。お風呂に入りながらこの景色が楽しめるのはいいですよね。

手賀沼の景色を一番高い場所から楽しめるデッキもありました。ここから楽しむ夕やけは最高だとか。建築家からご夫婦へのプレゼントのようですね。


針谷 菊夫

1948年  栃木県生れ
      東京デザイナー学院卒業後 学院の講師 山名重久設計事務所等にて住宅、別荘の修行
1978年 ハリヤ設計設立、現在に至る。

設計監理実績
      木造住宅140件くらい
      店舗   5件
暮らしに密着した設計
本物の素材と光や風を最大活用し気持ち良く心あたたまる住まい作りをお手伝いします。
建築家ではなく設計職人を目指す私のアトリエにて住まいの駆け込み寺「木遊庵」を主宰しています。

ハリヤ設計

〒277-0871  千葉県柏市若柴2-78
TEL/FAX   04-7132-4073
E-mail :kiyuuan@jcom.home.ne.jp


手賀沼が一望できる好立地の環境を取り込みご主人が大好きな風呂を露天風呂のごとくに窓が全開放され、朝風呂は最高の気分との事。室内は金山杉とシラス壁とで構成され素材の力にて、空気がろ過されさわやかなおいしい空気に包まれています。オープンでボリュームのある空間が大黒柱と薪ストーブに樹齢350年の大きな杉の一枚板の座卓で重心を造り、そのまわりに座った位置からも手賀沼の景色や空がいろんな形で楽しめるようになっています。
機能面でも各所にたくさんの収納を設けて充実を計りました。
荒木さんのご両親の住まいを20年前に設計したご縁で家族二代に渡っての設計となりこの上ない喜びです。

荒木さんのお宅は手賀沼の眺めが素晴らしい敷地に建っています。建物は「木造打ちっ放し」とでもいいましょうか、無垢の木をふんだんに使っています。そして、白州壁ですから、空気は非常に清浄という感じが致します。荒木さんは20年前から将来、家を建てるチャンスがあれば、建築家の針谷さんにお願いしようと思っていたそうです。その思いに対して建築家も見事な答えを出しましたね。薪ストーブもこの家にとてもピッタリで気持ちの良い家でした。