渡辺篤史の建もの探訪　新春SP｜渡辺篤史の建もの探訪

スペシャル

歴史的にも価値のある名作住宅が様々な理由により存続の危機に瀕しています。そんな今、新たな形での保存活動が宿泊施設への転用。 2026年最初の“建もの探訪”は、宿泊施設として再生した珠玉の名作住宅3軒を探訪します。

新潟県上越市からは、京都駅などの設計で知られる建築家が、妻の両親のために設計した家。雪国だからこそ、窓から差し込む光を愛おしむようなディテールに惹かれます。

愛知県豊橋市からは、世界で初めて土木資材のコルゲートパイプを構造に使用した家。ここでの自給自足生活を目指した設計者の挑戦的な自邸です。

静岡県熱海市からは80年以上前に建てられた海辺の別荘。日本モダニズム建築の巨匠が設計した家は永らく空き家で荒れ果てていましたが、新オーナーの情熱で見事復活しました。