2026年8月8日(土)放送
- 敷地300坪! 自作の庭を愛でる家 - 栃木県栃木市・押山邸
- 竣工
- 2023年4月
- 敷地面積
- 1068.9㎡(323.3坪)
- 建築面積
- 217.3㎡(65.7坪)
- 延床面積
- 251.2㎡(76.0坪)
- 構造
- 鉄筋コンクリート造 + 木造
- 建築費
- -
- 坪単価
- -
南面 外観
里山を背にした住宅地。300坪超ある敷地の大半は、趣味の庭いじりを楽しめるよう、庭としました。建物は1階が鉄筋コンクリート造、2階が木造の混構造です。
2階 LDK
景色が楽しめるよう2階に配置した約30畳大のLDK。南の全面開口からは庭の向こうに借景も広がり、北の水平連続窓からは里山の景色が見渡せます。
1階 玄関
高さ3mのドアを開いて玄関へ入ると、天井高6mのホールがあります。向かって左のドアは大容量の玄関収納です。
1階 和室
客間などに使用する15畳の和室。南面は敢えて小さな窓のみとし、中庭を眺められる北面に大きな窓を設けています。
中庭
中庭は建主自ら作庭した日本庭園。掃き出し窓には障子を付けていますが、左手に引き込めるようになっています。
2階 洗面室
洗面室と浴室はバスコートに面した開放的なデザイン。高齢の建主の使い勝手に配慮し、生活が2階だけで完結する間取りとしています。
設計者プロフィール
押山剛司
1981年 栃木県生まれ
2004年 日本大学 卒業
2006年 丹下都市建築設計
2014年 岡田哲史建築設計事務所
2019年 押山剛司建築設計事務所 設立
2004年 日本大学 卒業
2006年 丹下都市建築設計
2014年 岡田哲史建築設計事務所
2019年 押山剛司建築設計事務所 設立
- 事務所名
- 押山剛司建築設計事務所
- 所在地
- 東京都世田谷区野毛1-18-15
- 電話
- -
- FAX
- -
- Eメール
- oshiyama@tsuyoshioshiyama.com
- URL
- https://tsuyoshioshiyama.com

設計者のひとこと
敷地は、地方の住宅街の一角にある。施主からは、気に入った植物を植えて楽しみたいこと、また建築はシンプルで落ち着いた雰囲気にしてほしいという要望があった。
敷地の特性上、建築は周辺の全方位から視認できるため、ボイラー、室外機などの設備機器や雨樋は、メンテナンスを考慮しつつも可能な限り目につきにくい設えにしたいと考えた。また、要求されたボリュームに対して敷地面積が十分にあったので、所謂「庭付きの住宅」とは違い、敷地内での建築と余白の関係、ひいては周辺の空地との関係が豊かになる建築にしようと考えた。
建築は施主の要望からシンプルな箱型とし、スタックとシフトの繰り返しで構成し、それと同時に外構の塀も同じようにシフトをしながら配置した。また、アプローチや和室前に張り出すキャンチレバーのボリュームは、建築をアイコニックで個性的なものへと昇華させた。
竣工から数年が経ち、木々が成長しハードだった印象が少しずつ柔らかくなって、街に対して優しく落ち着いた表情を漂わせ始めている。