2026年2月7日(土)放送
- 海と山の間に暮らす 葉山の家 - 神奈川県葉山町・浅見邸
- 竣工
- 2024年2月
- 敷地面積
- 148.9㎡(45.0坪)
- 建築面積
- 59.5㎡(18.0坪)
- 延床面積
- 109.0㎡(33.0坪)
- 構造
- 木造在来工法
- 建築費
- -
- 坪単価
- -
北東面 外観
海と山の間にある住宅地の北東角地。落ち着いた色合いの左官壁に加え、戸袋部分に木を張ってアクセントとしています。芝生や大谷石の階段など外構にも凝っています。
1階 玄関・フリースペース
玄関を入ると畳敷きのフリースペース。正面の壁一面が本棚になっています。障子戸で個室にもなる他、各部屋への動線の起点ともなっています。
2階 LDK
2階はバルコニーを抱くL字形のLDK。台所の上にはロフトもあります。北東角は、山の景色を取り込むコーナー窓。東面のガラス戸は引き込んで全開可能です。
2階 LDK
アイランド型の台所は炊事だけでなく作業デスクを兼ねるため、天板をブラックベリー張りに。椅子に座った人と目の高さが合うように、床を一段下げています。
ロフト
台所の上のロフトはテレワークの作業場であり、子供の遊び場でもあります。窓から海も望めます。
1階 和室
畳と障子戸の落ち着いた和風の客間。来客が多く、長期滞在する人も気兼ねなく過ごせるようにと設けた部屋です。
設計者プロフィール
高橋一総
1975年 東京都生まれ
1999年 東京理科大学修士課程 修了
1999年 (株)計画・環境建築 入所
杉本洋文(現・東海大学工学部建築学科 教授)に師事
2007年 (株)加賀妻工務店
1999年 東京理科大学修士課程 修了
1999年 (株)計画・環境建築 入所
杉本洋文(現・東海大学工学部建築学科 教授)に師事
2007年 (株)加賀妻工務店
- 事務所名
- 株式会社 加賀妻工務店
- 所在地
- 神奈川県茅ケ崎市矢畑1395
- 電話
- 0467-87-1711
- FAX
- 0467-87-1713
- Eメール
- info@kagatuma.co.jp
- URL
- http://www.kagatuma.co.jp
- SNS
- -

設計者のひとこと
敷地は葉山町の小高い土地で、緩やかに道路が曲がっている角地にあります。緩やかに曲がっているので、敷地北東側はR状になっています。また、高低差があり、道路が北に向けて下がっています。自ずと駐車場の位置が決まります。南・西側は隣家建物が面していますが、風致地区の土地柄、比較的ゆったりと建っています。
現調の際に、既存建物が建っていたことから、施主と2階からの景色や1階の周りの環境「緑・山並み」を一緒に確認出来たことで、その後の設計打合せはスムーズに行われました。周辺環境から、北東の緑・山並みを取り込むような開口部をイメージして、2階LDK・1階ゲストルームの配置を決めて行いました。1階ゲストルームに、1枚の全開放サッシ+全開障子、2階の居間に、2枚の全開放サッシ+全開障子+コーナー窓を設け、建物の核の開口部としました。2つの開口部を起点として、プランと外観を整えていきました。
外観は、ロフトが必要なことから、比較的緩めの片流れの屋根とし、但し玄関部分を引っ込めて軒を出し、単調にならないようにしました。それぞれの開口部の数や位置を出来るだけ抑えて、効果的な光を取り入れられるように工夫しています。
内部は、1階の見どころは、お出迎えの畳玄関(兼フリースペース)。2階の見どころは、ロフトへつながるシナ合板の天井、1段下がったタイル床の造作キッチンとパティオ(中庭バルコニー)です。
今回、殆ど全ての家具や設備が造作家具となっており、大工工事の見どころが満載です。お施主様は加賀妻工務店の「本物志向の設計力・素材力・大工力」に期待され、加賀妻工務店を選ばれました。その為、お打合せ内容も多岐に渡りました。山辺構造事務所にも足を運ばれて話を聞きに行きました。このような、特に意識レベルの高いお施主様のご要望を受けて、構造設計・設計・大工さんの技術力を駆使しながら、周辺環境に溶け込みながらも、個性のある建物・空間で応えられたと思います。