2025年8月23日(土)放送
- 緑に向かって開く三角テラスの家 - 東京都小金井市・大向邸
- 竣工
- 2024年6月
- 敷地面積
- 135.3㎡(40.9坪)
- 建築面積
- 67.1㎡(20.3坪)
- 延床面積
- 117.4㎡(35.5坪)
- 構造
- 木造在来工法
- 建築費
- 坪単価
西面 外観
閑静な住宅地の東西に細長い敷地。1階は艶消しの黒色に塗装、2階を銀色のガルバリウム鋼板張りとしたことで、イエ型が宙に浮いたように見えます。
2階 LDK
2階は約25畳大のLDKと約10畳大のテラスという構成。その間の仕切りは全面の透明ガラスで、東隣にある神社の森を借景する巨大空間となっています。
2階 LDK
2階は、道路のある西面には窓を設けていません。台所と食品庫、そして台所と一体感のある書斎コーナーとなっています。
2階 テラス
テラスが三角形になったのは、西側にある集合住宅からの視線をカットしつつ、東隣に広がる緑を最大限に取り込むため。南の開口部には、アルミ製シャッターが付いています。
1階 土間
玄関を入った所は土間コンクリート仕上げの約10畳大の空間。平面が直角三角形なのは、2階の大窓を配置した斜めのラインに合わせているためです。
1階 土間
土間に隣接して洗面・浴室、書斎、2つの個室を配置。書斎と子供室の出入り口は、木製の框と透明ガラスの引き戸です。
設計者プロフィール
納谷新
1966年 秋田県生まれ
1991年 芝浦工業大学 卒業
1993年 納谷建築設計事務所 設立
2005-21年 東海大学、昭和女子大学 非常勤講師
2008-22年 芝浦工業大学 非常勤講師
2017-19年 早稲田大学 非常勤講師
2022年 /360° 設立
2022年- 追手門学院大学 教授
2023年 納谷建築設計事務所 解散
1991年 芝浦工業大学 卒業
1993年 納谷建築設計事務所 設立
2005-21年 東海大学、昭和女子大学 非常勤講師
2008-22年 芝浦工業大学 非常勤講師
2017-19年 早稲田大学 非常勤講師
2022年 /360° 設立
2022年- 追手門学院大学 教授
2023年 納谷建築設計事務所 解散
設計者プロフィール
島田明生子
1985年 埼玉県生まれ
2008年 昭和女子大学 卒業
2018-21年 納谷建築設計事務所 パートナー
2022年- /360° パートナー
2008年 昭和女子大学 卒業
2018-21年 納谷建築設計事務所 パートナー
2022年- /360° パートナー
- 事務所名
- /360°
- 所在地
- 神奈川県川崎市麻生区千代ヶ丘5-9-11 新百合ヶ丘ガーデンハイツ405
- 電話
- 044-455-4646
- FAX
- -
- Eメール
- mail@360degrees.jp
- URL
- https://360degrees.jp/

設計者のひとこと
東京都小金井市の住宅地にある敷地。敷地東側は神社の境内に面していて、都内とは思えない程の豊かな緑が広がっていました。計画にあたってのお施主さまからの要望は、この緑を目一杯活かすこと、敷地西側の住宅地からの視線を防ぐことでした。
そこで生まれたのが、隣家からの視線をカバーしながら、神社の緑に向かって大きく開く、建物を斜めに貫くラインです。このラインに沿って、2階には大きなテラスと、大開口を、1階へは光を導く階段と吹き抜けを設けています。
プランニングもこの斜めのラインを中心にシンプルに構成しました。1階は、玄関を兼ねた土間と各個室・水回りを配置。個室はガラスの建具で計画し、吹き抜けからの自然光を取り込んでいます。2階は最大限に天井高さを確保できる切妻屋根として、最大4mの天井高さを確保しています。大開口を挟んでフラットに繋げているテラスは室内の延長のように使え、もう一つの部屋としても利用できる空間となっています。
シンプルな構成でありながら、角度を少し変えるだけで起きる変化が楽しく、開放的で気持ちの良い住宅になったと感じています。