BACKNUMBER

テーマ

冬の都立公園

  • 2025年2月17日(月)

    『葛西臨海公園』

  • 今週は冬の都立公園の魅力を紹介します。
    東京湾に面し、海辺の環境を保全する取り組みなども行われている「葛西臨海公園」は、敷地の3分の1ほどが「鳥類園」として整備され、野鳥観察が楽しめます。冬は木の葉などが落ちて野鳥が観察しやすくなる季節といわれます。1994年に開園した鳥類園では、これまでに200種類以上の野鳥が確認されています。今回、林家きく姫は、「カワセミ(観察時期:通年)」や「コガモ(観察時期:10月~4月)」、「ハシビロガモ(観察時期:10月~3月)」などの野鳥を見つけることができました。
    鳥類園の中にある「鳥類園ウォッチングセンター」では、現在、「ヒクイナ企画展(3月31日まで)」が開かれています。ヒクイナは絶滅の危険性が高く、23区内では葛西臨海公園が唯一の繁殖地だといわれています。
    公園では無料で双眼鏡の貸し出しも行っています。

  • 2025年2月18日(火)

    『葛西臨海公園②』

  • 12~2月に見頃を迎える、「葛西臨海公園」のスイセンを紹介します。
    葛西臨海公園の大観覧車のたもとには、都立公園で最大のスイセン畑が広がっていて、「日本水仙(ニホンズイセン)」という品種の約5万7000個の球根が植えられています。
    このスイセン畑が造られ始めたのは約20年前。葛西臨海公園の“冬の目玉”を作りたいと、静岡県下田市など日本各地のスイセンの名所から球根を譲り受け、年々その数を増やしていきました。今ではシーズンを通して20万以上の花を咲かせています。

  • 2025年2月19日(水)

    『浅間山公園』

  • 晴れた日に富士山がよく見えるという浅間山(せんげんやま)公園の見どころを紹介します。
    1970年に開園した浅間山公園は市街地の中に残る小高い丘で、標高は最も高い所で79.6m。気軽に登山気分が味わえる公園として、できるだけ自然を残した形で整備されています。園内の見晴台は国土交通省の「関東の富士見百景」に選定されていて、冬は最も富士山が綺麗に見える季節といわれています。1月と11月の限られた日には、富士山の山頂に夕日が沈む「ダイヤモンド富士」が見られるそうです。
    また、雑木林の木の葉が落ちる冬は、野鳥観察のスポットにもなります。浅間山公園では年間を通じて、30種類以上の野鳥が観察できるそうです。さらに「ムサシノキスゲ(見頃:5月)」という全国でここにしか咲かない貴重な植物も自生しています。

  • 2025年2月20日(木)

    『亀戸中央公園』

  • サザンカの名所といわれる亀戸中央公園を紹介します。
    1980年に開園した亀戸中央公園では、江東区の“区の花”がサザンカということで、50種類、4000本のサザンカが植えられていて、10月~3月にかけて、様々な品種のサザンカが咲いているそうです。
    この日は、園内で最も多く植えられている「獅子頭(シシガシラ)(見頃:12月~2月)」をはじめ、「想夫恋(ソウフレン)(見頃:11月~2月)」や、「笑顔(エガオ)(見頃:1月~3月)」などが咲いていました。
    公園のサービスセンターではサザンカの種類や植えられている場所などを紹介している“サザンカマップ”を配布しています。

  • 2025年2月21日(金)

    『浮間公園』

  • 冬の渡り鳥が集まる浮間公園を紹介します。
    浮間公園は、かつて荒川沿いにあった「浮間緑地」を整備して1967年に開園した公園です。敷地の約4割を占める池には、越冬のためにやってくる渡り鳥が集まります。ピーク時は千羽近い野鳥が集まり、年間30〜40種類の野鳥が観察できるそうです。公園では双眼鏡を無料で借りることもできます。
    今回、林家きく姫は、「ユリカモメ(観察時期:12月~3月)」をはじめ、「キンクロハジロ(観察時期:10月~3月)」、「ヒドリガモ(観察時期:10月~3月)」、「オオバン(観察時期:10月~3月)」などの渡り鳥を見つけることができました。
    公園のシンボルの風車の近くには、現在、約1万個のチューリップの球根が植えられていて、3月中旬~4月下旬にかけて花が咲くそうです。

東京都