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2021118日(月)

「現代アーティストの支援」

文京区本郷にあるトーキョーアーツアンドスペースでは、新しい表現に挑戦した幅広いジャンルの現代アートを体験できる展覧会「OPEN SITE 6」が開催中です。
トーキョーアーツアンドスペースの取り組みの一つが、現代アーティストの支援です。若手や中堅を対象にした公募による展覧会を開催したり、東京都と共に現代アートの賞を創設し、受賞した作家の海外での活動や、東京都現代美術館での展覧会開催などを継続的に支援しています。さらに、国内外のアーティストやクリエイターを対象に、都内に居住しながら創作活動に専念できる体制を整えています。10月に滞在を始めた前谷開さんは、これまで京都を拠点に自然の風景を作品に取り入れてきましたが、今回は東京という都市の中での作品制作を構想しているそうです。前谷さんが滞在中の創作の成果を発表する「オープン・スタジオ」は来月、開催されます。
HP:https://www.tokyoartsandspace.jp/
会期:12月10日(金)〜12月12日(日)
会場:トーキョーアーツアンドスペースレジデンシー
住所:墨田区立川2-14-7-1F
電話:03-5625-4433
時間:午前11時〜午後5時
入場料:無料
HP:https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2021/20211210-7080.html
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2021119日(火)

「アート×パフォーマンス」

トーキョーアーツアンドスペース本郷で開催中の「OPEN SITE 6」では、様々な現代アートに出会うことが出来ます。
アーティストの楊(よう)いくみさんは、展示空間で行われるパフォーマンスとインスタレーションを融合させた作品を展示しています。インスタレーションとは、展示空間そのものを作品として表現するアートのこと。今回の展示は、「人がいて初めて美しくなる空間」を意識して作られていて、パフォーマーがいるときには人間の「存在」というものが、いないときは「不在」というものが表現されているそうです。楊いくみさんの企画は、11月21日まで展示されています。
舞台芸術の新しい表現を開拓する2人組「スぺースノットブランク」は新作の舞台作品を上演します。この舞台は3年前に2人が制作したもので、ダンスを上演しながら、そのダンスがどのように創作されたかをセリフに盛り込んだ作品です。今回は、さらに新しい要素として映像で字幕を追加し、情報量の多さが観客にどんな作用をもたらすのかを一緒に楽しみたいということです。スペースノットブランクの新作は、11月19日の上演です。
OPEN SITE 6
会期:[Part 1]11月21日(日)まで
    [Part 2]12月4日(土)〜2022年1月16日(日)
会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷
住所:文京区本郷2-4-16
電話:03-5689-5331
時間:午前11時〜午後7時(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(ただし1月10日は開館)、12月27日(月)〜1月3日(月)、1月11日(火)
入場料:無料(パフォーマンスは有料)
HP:https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2021/20211016-7058.html
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20211110日(水)

「現代アート体験」

トーキョーアーツアンドスペース本郷にて開催中の「OPEN SITE 6」。金仁淑(きむ いんすく)さんの作品は、韓国ソウル市にある歴史ある街、城北洞(ソンブクトン)を舞台に制作されました。床に設置されたモニターは、一つ一つが「家」を表現していて、そこに流れる映像では金仁淑さんの親しい知人や城北洞の住人が、家族についての様々な考えを語り合っています。この作品を見ることで、訪れた人にも周りの人と家族について考えてもらいたいと金仁淑さんは話しています。金仁淑さんの作品は11月21日まで展示されています。
住吉山実里(すみよしやま みのり)さんの企画は、筆談のみで対話を行う、参加型のパフォーマンスです。わくわくした気持ちと静かな気持ちが体の中で共存しているような、新しい感覚を体験ができるパフォーマンスだそうです。住吉山さんのパフォーマンスは11月10日から14日まで行われます。
OPEN SITE 6
会期:[Part 1]11月21日(日)まで
    [Part 2]12月4日(土)〜2022年1月16日(日)
会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷
住所:文京区本郷2-4-16
電話:03-5689-5331
時間:午前11時〜午後7時(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(ただし1月10日は開館)、12月27日(月)〜1月3日(月)、1月11日(火)
入場料:無料(パフォーマンスは有料)
HP:https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2021/20211016-7058.html
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20211111日(木)

「渋谷公園通りギャラリー」

東京都渋谷公園通りギャラリーは、「アール・ブリュット」という美術のジャンルに注目する文化施設です。「アール・ブリュット」とは、専門的な美術教育を受けていない作り手によるアートを意味する美術用語で、そのアーティストたちは自分自身の独自の表現を追求している人たちです。
それらの作品に触れることで、多様な人々の創造性、様々な価値観をアートを通じて知ったり、気づくきっかけになればうれしい、と担当者は話しています。開催中の展覧会「語りの複数性」では、8人の作家が写真や模型、音、映像など様々な形態で“語り”を表現した作品が展示されています。
孤独死の現場清掃や遺品整理などを行う特殊清掃の会社に勤める小島美羽(みゆ)さんは、仕事を通じて目にした様々な現場の様子を、独学のミニチュア作品で表現しています。ホームセンターで手に入るものを中心に作られているそうです。
東京都渋谷公園通りギャラリー
住所:渋谷区神南1-19-8 渋谷区立勤労福祉会館1F
電話:03-5422-3151
時間:午前11時〜午後7時
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始 ※展示替え期間中は、交流スペースのみ開館
HP:https://inclusion-art.jp/
語りの複数性
会期:12月26日(日) まで
時間:午前11時〜午後7時
閉館日:月曜日
入場料:無料
HP:https://inclusion-art.jp/archive/exhibition/2021/20211009-111.html
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20211112日(金)

「アートの多様な表現」

東京都渋谷公園通りギャラリーで開催中の展覧会「語りの複数性」では、8人の作家が写真や模型、音、映像など様々な形態で“語り”を表現した作品が展示されています。
写真家 川内倫子(りんこ)さんの写真絵本『はじまりのひ』を再構成し、触覚や聴覚など様々な感覚から観賞する試みを行った展示では、視覚に障害がある人に、触ることで写真のイメージを伝える「触図」の展示などがあります。
音を聴いた時に思い浮かんだ色や形を譜面に描いている小林紗織さんの作品は、この展覧会のための新作で、日常生活で耳にした音や音楽を幅12cm、長さ30mの五線譜に描いた大作です。五線譜の紙が渦のように巻かれている部分の中に入ると、その人の音の世界に囲まれているような感覚が体験できます。
語りの複数性
会期:12月26日(日) まで
時間:午前11時〜午後7時
閉館日:月曜日
入場料:無料
HP:https://inclusion-art.jp/archive/exhibition/2021/20211009-111.html
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