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夏の展覧会

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202189日(月)

「東京都庭園美術館」

東京都庭園美術館では、この夏、ルネ・ラリックの展覧会が開催中です。フランスの美術家、ラリックはこの庭園美術館の室内装飾を手掛けた一人で、今回は展示作品との夢の競演です。
昆虫や冬景色などをモチーフにしたジュエリーのデザインを手掛け、1910年代に入ると、当時暮らしに浸透し始めたガラス工芸品の製作に力を注いでいきます。テーブルウェアや調度品に芸術性と実用性を兼ね備えた作品が新たな流行を生みました。
ガラス工芸家として絶頂期を迎えたラリックは、1925年「現代装飾美術・産業美術国際博覧会(通称:アール・デコ博覧会)」に高さ15mのガラス製噴水塔を出品し話題を独占。当時、その噴水塔に設置されていた女神像と同じ型で作ったものが今回展示されています。ガラス越しに見える美術館の外の緑を背景に楽しむことができます。
開催期間:2021年9月5日(日)まで
住所:東京都港区白金台5-21-9
電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間:午前10時〜午後6時 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜(8月9日・30日は開館)、8月10日(火)
観覧料:一般 1,400円 65歳以上 700円
※日時指定予約制
※最新の開館情報は展覧会HPでご確認ください
HP:https://www.teien-art-museum.ne.jp/
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2021810日(火)

「竹久夢二美術館」

竹久夢二美術館では、この夏注目の展覧会が開催中です。竹久夢二の詩人やデザイナーとしての一面に着目し、文学との関わりを紹介しています。
大正ロマンの画家として知られる竹久夢二の美人画は“夢二式美人”と呼ばれ、一世を風靡しました。
自身初の詩集「どんたく」は、夢二の「絵と詩」両方が入った作品。詩集の表紙カバーの裏側にある読者プレゼントの応募はがきや当選商品の肉筆画も見ることができます。
自身の著書以外にも、ブックデザイナーとして300冊以上の本の装丁を手掛けていた夢二。美人画のイメージとは違った作品を楽しむことができます。
竹久夢二美術館 「夢二×文学 「絵で詩をかいてみた」 ― 竹久夢二の抒情画・著作・装幀―」
開催期間:2021年9月26日(日)まで
住所:東京都文京区弥生2-4-2
電話:03-5689-0462
開館時間:午前10時30分〜午後4時30分 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月・火曜 (9月20日は開館)
観覧料:一般 1,000円
※日時指定予約制(人数制限の上限に達してない場合は当日券あり)
※最新の開館情報は展覧会HPでご確認ください
HP:http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
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2021811日(水)

「東京ステーションギャラリー」

東京ステーションギャラリーでは、この夏、木彫り熊の申し子と呼ばれた木彫家、藤戸竹喜の展覧会が開催されています。藤戸竹喜は、アイヌ民族の両親のもとに生まれ、木彫り熊の職人だった父親に12歳で弟子入り。生涯熊を彫り続けた木彫家です。
藤戸竹喜の技術の素晴らしさに感銘を受けて企画されたという今回の展覧会。大きな熊の作品では細かい毛並みなど細部まで表現され、技術の高さを感じることができます。
「狼と少年の物語」という作品では、両親とはぐれてしまったアイヌ民族の子どもがオオカミに助けられ、共に成長していく物語を19点の連作で描いています。絶滅したエゾオオカミを「埋もれ木」という変色した木材で表現した作品もあります。
東京ステーションギャラリー 「木彫り熊の申し子 藤戸竹喜 アイヌであればこそ」
開催期間:2021年9月26日(日)まで
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
電話:03-3212-2485
開館時間:午前10時〜午後6時 ※金曜は午後8時まで、入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜(8月30日、9月20日は開館)
入館料:一般 1,200円
※日時指定予約制(人数制限の上限に達してない場合は当日券あり)
※最新の開館情報は展覧会HPでご確認ください
HP:http://www.ejrcf.or.jp/gallery/
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2021812日(木)

「三菱一号館美術館」

三菱一号館美術館では、三菱を創業した岩崎家が4代に渡り収集した国宝12点を含むコレクションをこの夏、公開しています。
一番の注目が、国宝の「曜変天目」。現存するものは世界で3点しかない貴重な茶碗です。角度によって七色に変化する輝きから器の中に宇宙が見えるとも評されます。
岩崎家のコレクションには、文化財の海外流出を防ぐために収集されたものも数多くあります。俵屋宗達の「源氏物語関屋澪標図屛風」もその一つ。源氏物語の一場面が描かれ、光源氏と恋人の切ない恋物語が表現されています。
文献資料のコレクションの一つが、マルコ・ポーロがアジアを旅した体験記「東方見聞録」。1485年に刊行されたラテン語版の印刷本では、日本のことが書かれた部分にラテン語の「ジパング」という文字を見ることができます。
三菱一号館美術館 「三菱創業150周年記念 三菱の至宝展」
開催期間:2021年9月12日(日)まで
住所:東京都千代田区丸の内2-6-2
電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間:午前10時〜午後6時 ※夜間開館日あり、入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜(8月30日、9月6日は開館)
観覧料:一般 1,900円 
※日時指定予約制(人数制限の上限に達してない場合は当日券あり)
※最新の開館情報は展覧会HPでご確認ください
HP:https://mimt.jp/kokuhou12/
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2021813日(金)

「アーティゾン美術館」

アーティゾン美術館では、この夏、新たに収蔵した作品90点を中心に日本の近代洋画など200点以上を一堂に展示する企画展を開催中です。
新収蔵の「東洋振り」は、明治から昭和初期にかけ日本の画壇を牽引した藤島武二の作品。日本人にチャイナドレスを着せて東洋的な美しさを西洋技法で表しています。
抽象画・生みの親のひとりと言われるヴァシリー・カンディンスキーの新収蔵作品「3本の菩提樹」は、抽象画へと転換する節目となった重要な作品です。
戦後のアメリカを代表する女性画家、エレイン・デ・クーニングの新収蔵作品「無題(闘牛)」も見どころの一つです。
アーティゾン美術館 「STEPS AHEAD: Recent Acquisitions 新収蔵作品展示」
開催期間:2021年9月5日(日)まで
住所:東京都中央区京橋1-7-2
電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間:午前10時〜午後6時 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜
入館料:1,200円(ウェブ予約チケット)
    1,500円(当日チケット・窓口販売)
※日時指定予約制(人数制限の上限に達してない場合は当日券あり)
※最新の開館情報は展覧会HPでご確認ください
HP:https://www.artizon.museum/
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