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新生!現代美術館

2019520日(月)

「百年の編み手たち 大正〜昭和」

約3年ぶりにリニューアルオープンした東京都現代美術館で現在開催されている「企画展 百年の編み手たち-流動する日本の近現代美術-」。
約5400点の収蔵作品から、大正から現代まで時代を代表する作家たちを美術の編集者「編み手」として紹介しています。
まずは、大正から終戦直後にかけて活躍した作家たち。
ゴッホのようなその時代の新しい表現を取り入れた岸田劉生の≪自画像≫。生涯を通じて画家・医師として活躍し、科学的な表現を絵画で実現しようとした中原實の≪乾坤≫。戦後の混乱した東京の側面を心象的にとらえた鶴岡政男の≪重い手≫などを見ることができます。
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2019521日(火)

「百年の編み手たち 戦後」

東京都現代美術館で開催されている「企画展 百年の編み手たち-流動する日本の近現代美術-」。
戦後新しい表現を模索した時代の作品を紹介します。
いろいろな表現を組み合わせ、コラージュの手法で描かれたインパクトのある≪抵抗≫。前衛美術作家・桂ゆきの作品で、時代に関わっていこうという意識が強く感じられるそうです。
先進的な思考と新しい手法を取り入れた前衛的な表現で知られる山口勝弘の≪ヴィトリーヌ 空虚な眼≫。
指示の言葉“インストラクション”を絵画として描いた、オノ・ヨーコの≪インストラクション・ペインティング≫などを見ることができます。
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2019522日(水)

「百年の編み手たち 1980年代以降」

東京都現代美術館で開催されている「企画展 百年の編み手たち-流動する日本の近現代美術-」。
1980年代以降の作品を紹介します。
当時、日本を代表するグラフィックデザイナーとして活躍していた横尾忠則が1980年7月にMoMAで行われたピカソ展を見て画家宣言し、1982年に描いた≪滝≫。
自分が名画や著名人に扮するセルフポートレートの作品で知られる森村泰昌の≪肖像(少年1、2、3)≫。マネの有名な≪笛を吹く少年≫のパロディ作品です。
音を取り込んだ立体作品など多彩な表現を展開する大竹伸朗の≪ゴミ男≫。ゴミを張り付けたオブジェの中に人の姿が浮かび、その作品の前では終わりのない音楽が繰り返されています。
大阪出身のヤノベケンジが、幼少期に大阪万博の跡地で遊んでいた経験を作品に反映した≪ロッキング・マンモス≫などを見ることができます。
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2019523日(木)

「ただいま / はじめまして」

東京都現代美術館で開催されている「MOTコレクション ただいま / はじめまして」。
休館中に新たに収集された約400点から主に2010年代に制作された作品を“はじめまして”として展示、“ただいま”として修復を終え再展示される作品を紹介しています。
豊かな発想と表現力で奔放に描かれた、中園孔二の≪無題≫。
ジェッソやガッシュという画材の上に鉛筆で描かれた、アルミパネルのような関根直子の≪Mirror Drawing≫。
制作途中に見えるブロンズでできた、マーク・マンダースの≪椅子の上の乾いた像≫。
LEDを使用し、1998年に東京都現代美術館のために作られた宮島達男の≪それは変化し続ける それはあらゆるものと関係を結ぶ それは永遠に続く≫などを見ることができます。
MOTコレクション ただいま / はじめまして
会期:6月16日(日)まで(月曜休館)
観覧料:一般500円 65歳以上250円
HP:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/pleased-to-meet-you/
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2019524日(金)

「楽しい屋外展示」

約3年ぶりにリニューアルオープンした東京都現代美術館。
屋外展示を紹介します。
イギリスの彫刻家、リチャード・ディーコンの≪カタツムリのように B≫。
「雲が滴り落ちる事を想像する。その雲を入れる穴を自分の庭に掘る」と言う(1963年の)言葉に基づくオノ・ヨーコのインスタレーション作品≪クラウド・ピース≫。
公開時間には実際に登ることができるアンソニー・カロの≪発見の塔≫やサウンドアーティスト鈴木昭男の≪道草のすすめ-「点音(おとだて)」and “no zo mi”≫などの作品を見ることができます。
今回のリニューアルでは親子で楽しめる「こどもとしょしつ」が新設されました。国内外の美術、芸術に関する本が約700冊用意されて自由に読むことができます。ミュージアムショップではオリジナルグッズやリニューアル記念のロゴ入りトートバッグなどが販売されています。
「発見の塔」公開時間
午前11時〜/午後1時〜/午後2時〜
各10分間
こどもとしょしつ
利用時間:午前10時〜午後6時
ミュージアムショップ
NADiff contemporary
電話:03-5875-9959
営業時間:午前10時〜午後6時

リニューアル・オープン記念 トートバッグ
各1,404円
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東京都現代美術館
住所:東京都江東区三好4-1-1
電話:03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間:午前10時〜午後6時
※展示室入場は閉館30分前まで

企画展 「百年の編み手たち-流動する日本の近現代美術-」
会期:6月16日(日)まで(月曜休館)
観覧料:一般1,300円 65歳以上900円
※企画展のチケットでコレクション展「MOTコレクション ただいま / はじめまして」も観覧できます。
HP:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/weavers-of-worlds/