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春の都立庭園

201941日(月)

「六義園」

六義園は、江戸幕府5代将軍・徳川綱吉の家臣、柳澤吉保が造り上げ、明治時代初期に入り、三菱財閥創始者の岩崎彌太郎が所有した庭園です。
園内で一番高い築山「藤代峠」からは、4月中旬になると、木々の新緑を楽しむことができ、斜面に咲くツツジも見ることができます。
樹齢250年以上といわれるドウダンツツジは高さが約5メールもある大きなツツジで、4月上旬になると白い鈴のような花を咲かせます。明治時代に岩崎家が建てた「つつじ茶屋」は、柱と梁にツツジの木が使われている珍しい茶屋です。「つつじ茶屋」は、水辺に映り込む橋やイロハモミジの新緑が絵はがきのように楽しめるオススメスポットです。
住所:東京都文京区本駒込6
電話:03-3941-2222
開園時間:午前9時〜午後5時
※入園は午後4時30分まで
休園日:12月29日〜1月1日
入園料:一般300円、65歳以上150円
HP:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index031.html

しだれ桜と大名庭園のライトアップ
4月3日(水)まで 日没〜午後9時
※入園は午後8時30分まで
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201942日(火)

「浜離宮恩賜庭園」

浜離宮恩賜庭園は、徳川将軍家の鷹狩場で「浜御殿」と呼ばれ、11代将軍・家斉の時に、ほぼ現在の姿の庭園になりました。
高層ビル群に囲まれた中で一面黄色に咲く菜の花は絶景。例年4月初旬まで見ることができます。菜の花のかたわらには、数年または数十年に一度花を咲かせるというリュウゼツランが。前回2012年に花が咲いた時は、花茎が5〜6m程伸びて、初夏に薄黄緑色で筒状の形の花を咲かせたそうです。花が咲く年は4月中旬に兆候が見られ、6月頃に花茎が伸びていくのが分かるといいます。今年は果たして?
「潮入の池」に浮かぶように建つ「中島の御茶屋」からは、池と4月から5月にかけて手入れを行う松を一緒に見ることができるオススメスポットです。
浜離宮恩賜庭園
住所:東京都中央区浜離宮庭園1-1
電話:03-3541-0200
開園時間:午前9時〜午後5時
※入園は午後4時30分まで
休園日:12月29日〜1月1日
入園料:一般300円、65歳以上150円
HP:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index028.html 

春の開園時間延長(桜花期)
4月7日(日)まで
開園時間:午前9時〜午後6時
※入園は午後5時30分まで
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201943日(水)

「清澄庭園」

清澄庭園は、明治時代初期に三菱財閥創始者の岩崎彌太郎が一帯を買い取り、社員の慰安や貴賓の接待用に造成した庭園です。
池に突き出るように建つ数寄屋造りの「涼亭」は、関東大震災や戦災を免れた園内で最も古い建物で、周りにある木々の新緑の取り合わせが、ひときわ目を楽しませてくれます。
「大泉水」や「築山」を中心にした回遊式林泉庭園を歩くと、カワセミやアオサギなどの野鳥を間近で見ることもできます。
この時季は、松のもみあげ剪定作業が行われています。もみあげ剪定とは、古い葉や枝を整理し、松の美しい姿を保つ作業のことです。
サトザクラの関山(かんざん)は、例年4月初旬に、ぼんぼりのような八重の花を咲かせます。
清澄庭園
住所:東京都江東区清澄3-3-9
電話:03-3641-5892
開園時間:午前9時〜午後5時
※入園は午後4時30分まで
休園日:12月29日〜1月1日
入園料:一般150円、65歳以上70円
HP:http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index033.html
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201944日(木)

「殿ヶ谷戸庭園」

殿ヶ谷戸庭園は、南満州鉄道副総裁を務めた江口定條が1913(大正2)年から別荘を建て、1929(昭和4)年に三菱財閥の岩崎彦彌太が買い取り再整備したもので、武蔵野の自然の地形を活かした庭園です。
庭園は国分寺崖線を巧みに利用し、高低差が約10mもあります。崖を下りるとモウソウチクの竹林や都市部では珍しいフッキソウやカタクリなど武蔵野ならではの山野草などを見ることができます。
豊富な湧水を利用して作られた「次郎弁天池」は、崖上の茶室「紅葉亭」から見下ろす眺めが絶景です。5月頃にはイロハモミジの新緑と「次郎弁天池」のシンクロを楽しむことができます。
殿ヶ谷戸庭園
住所:東京都国分寺市南町2
電話:042-324-7991
開園時間:午前9時〜午後5時(4月27日〜5月6日は午後6時)
※入園は午後4時30分まで
休園日:12月29日〜1月1日
入園料:一般150円、65歳以上70円
HP:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index036.html


クイズで学ぶ殿ヶ谷戸!
4月27日(土)〜5月6日(月・祝)
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201945日(金)

「小石川後楽園」

小石川後楽園は、1629(寛永6)年に水戸藩の初代藩主・徳川頼房が中屋敷として造り始め、2代目藩主・水戸光圀の代に完成しました。
庭園の入口には、水戸徳川家の家紋のモチーフになったフタバアオイを見ることができます。
4月から5月にかけては、水の豊かな「大泉水」ときれいな新緑を楽しむことが出来ます。
これからの季節に楽しめるのがイロハモミジの新緑です。取材時には、枝が赤く色づいて新芽を出す準備をしているイロハモミジを見ることができました。これから一気に緑の新芽が出てくるそうです。
園内では都会であまり見られなくなったメダカやつくしも楽しむことができ、春の訪れを感じさせます。
小石川後楽園
住所:東京都文京区後楽1−6−6
電話:03-3811-3015
開園時間:午前9時〜午後5時
※入園は午後4時30分まで
休園日:12月29日〜1月1日
入園料:一般300円、65歳以上150円
HP:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index030.html

花菖蒲を楽しむ
5月25日(土)〜6月9日(日)
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