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豊洲市場を満喫

2019211日(月)

「水産物売場」

去年10月11日に開場した豊洲市場。
水産卸売棟の見学者通路からは、午前5時30から始まるマグロのセリを見学できます。さらに、事前の申込み抽選で入れる見学者デッキでは、ガラス窓の上部が開いているため売場の空気・におい・音などを感じられ臨場感を味わってマグロのセリを見学することができます。
セリ落とされた鮮魚は、492軒の仲卸が集まる水産仲卸売場へ運ばれます。マグロ専門仲卸の「越虎(えちとら)」を訪ねると、2m近いマグロ専用の卸し包丁でマグロの解体を行っていました。魚の形と皮目、人間でいう肌つやの良いものは比較的魚が良いのだそうです。
鮮魚を扱う仲卸の「亀谷」。この時季お勧めなのはヤリイカだそうで、加熱してもすごく香りが良くておいしいとのこと。また、ゴッコ(ホテイウオ)という魚は、鍋にするとおいしくて皆が箸でつついて鍋が壊れてしまう、ということで「鍋壊し」と呼ばれているそうです。
1日定員120人
時間:午前5時45分〜6時15分 ※見学は交代制で10分程度
電話:03-3520-8205
HP:http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/kenngaku/
電話:03-6633-5788
HP:http://www.echitora.co.jp/index.html
HP:http://www.kametani.co.jp/
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2019212日(火)

「青果売場」

豊洲市場の青果棟では、毎日約1,000tの品物が日本全国や世界中から集められ取引きされています。
青果棟の見学者通路では、野菜と果物の鮮度を維持して保管できる巨大な冷蔵庫「自動立体低温倉庫」や、午前6時30分から始まる野菜や果物のセリを見学することができます。
セリ落とされた青果は96軒の仲卸へ運ばれます。青果仲卸の「築地くしや」を訪ねました。今が旬のタケノコや市場には滅多にでないという、徳川家康が独占していたと伝えられる御殿場わさびの真妻種(まづましゅ)について教えてもらいました。続いて高級果実仲卸の「西岩」へ。この日豊洲市場で一番の高値をつけた果物が並んでいました。それがクラウンメロン。1箱6玉入りのものを3万円でセリ落としたそうです。
築地くしや
電話:0120-831-948
HP:http://www.tsukiji-kushiya.com/
西岩
電話:03-6633-0241
HP:http://nishiiwa.com/
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2019213日(水)

「豊洲グルメ」

豊洲市場には38軒の飲食店があります。全て築地市場から移転した店で、元は市場で働く人の食事を出す食堂でした。
午前4時から営業している「喫茶岩田」は、市場で働く人や市場へ仕入れに来る人が多く訪れるそうです。手軽に食べられるベーコンエッグとライスのセットや玉子や野菜がたくさん入ったホットサンドにコーヒーのセットが人気です。
大正元年に創業した印度カレー「中栄(なかえい)」。大量のタマネギと豚バラ肉を6時間煮込んだ特製ルーで味付けした印度カレーを求め、多くの人がやって来ます。忙しい市場の人がスプーンでかきこめるように、山盛りのキャベツがトッピングしてあります。
江戸時代創業の「鮨文(すしぶん)」の名物は、創業以来継ぎ足して使っている煮詰め。煮汁にじっくり漬け込んだ穴子に煮詰めをたっぷりかけた穴子のにぎりは口の中でとろけます。
喫茶岩田
電話:03-6633-0250
営業時間:午前4時〜午後1時30分
印度カレー中栄
電話:03-6633-0200
営業時間:午前5時〜午後2時
HP:http://www.nakaei.com/
鮨文
電話:03-6633-0300
営業時間:午前6時30分〜午後2時
HP:http://www.sushi-bun.com/
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2019214日(木)

「豊洲のプロの逸品」

豊洲市場の水産仲卸売場棟4階にある魚がし横丁には、市場で働く人が使う道具などを販売しています。
包丁の専門店「有次(ありつぐ)」では、約1.8mあるマグロ包丁や地域の捌き方によって変わる4種類のうなぎ包丁を見せてもらいました。
都内で唯一マグロの遠洋漁業用の漁具を専門に扱う「築地船用品(つきじせんようひん)」では、マグロはえ縄漁用の疑似餌について教えてもらいました。
ゴム長靴専門店「伊藤ウロコ」は、市場で働く人のための長靴、約100種類を販売しています。長時間履いても痛くならず、柔らかく折り曲げが可能な長靴や、冷凍マグロが万が一落ちて足に当たっても保護するように指先にプロテクターがついているマグロを扱う人専用の長靴など、用途に合わせて選ぶことができるそうです。
有次
電話:03-6633-0890
営業時間:午前5時〜午後2時
HP:http://www.uogashiyokocho.or.jp/shop/aritsugu/
築地船用品
電話:03-6633-0078
営業時間:午前9時〜午後5時 ※土曜は正午まで
HP:http://www.uogashiyokocho.or.jp/shop/tsukijisenyou/
伊藤ウロコ
電話:03-6633-0464
営業時間:午前5時過ぎ〜午後2時頃 ※日によって異なります
HP:http://www.uroko-web.com/home.html
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2019215日(金)

「豊洲のプロの食材」

豊洲市場の水産仲卸売場棟4階にある魚がし横丁では、プロが使う食材も販売しています。
大正13年創業の玉子焼専門店「大定(だいさだ)」で一番人気は創業当時から作っているだし巻き卵の“つきじ野”。“つきじ野”を一口サイズにした「串し玉」は、店頭で食べることができます。
鰹節専門店の「秋山商店」では削りたての鰹節を量り売りしています。中でもお勧めは、初代店主が編み出した“糸削り”のまぐろ節。まろやかな味わいで、料理にそっとのせることによって見た目が良くなり料理が引き立つそうです。
3月末までの毎週土曜には、青果棟の屋外スペースで「豊洲市場Oishii土曜マルシェ」を開催しています。豊洲市場に出荷された海産物や野菜・果物などを購入することができます。また、仲卸のプロが食材の使い方を教えてくれることもあるそうです。
大定
電話:03-6633-0117
営業時間:午前4時〜午後2時
HP:http://www.daisada.jp/index.html
秋山商店
電話:03-6633-0417
営業時間:午前5時〜正午
HP:http://akiyamashouten.com/index.html
豊洲市場Oishii土曜マルシェ
場所:青果棟屋外スペース
電話:03-3433-0623(豊洲市場Oishii土曜マルシェ事務局)
日時:3月30日(土)までの毎週土曜
午前8時〜午後3時
HP:https://toyosu-oishii-marche.jp/
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東京都中央卸売市場 豊洲市場
電話:03-3520-8205(代表)
HP:http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/

見学者コース
利用時間:午前5時〜午後5時
(飲食店舗・物販店舗は各店舗の営業終了時間まで)
※日曜・祝日、休市日を除く