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夏に楽しむ展覧会

2018813日(月)

「水を描く」

山種美術館で開催中の「水を描く―広重の雨、玉堂の清流、土牛のうずしお―」。
京都の修学院離宮の庭を群青と孔雀石という高価な絵の具で描いた東山魁夷の《緑潤(みどりうるお)う》。雨を線で描いた歌川広重(初代)の《東海道五拾三次之内(とうかいどうごじゅうさんつぎのうち) 土山(つちやま)・春之雨(はるのあめ)》やぼかすことで雨を表現した竹内栖鳳の《雨中山水(うちゅうさんすい)》、色彩の対比で雨を表現した奥田元宋の《山潤雨趣(さんかんうしゅ)》、霧を描き雨を表現した川合玉堂の《渓雨紅樹(けいうこうじゅ)》などの日本画の表現力の豊かさや技法がよくわかる作品も展示されています。さらに、画面を立てて絵具を上から垂らすという独特の技法で描かれた千住博の《ウォーターフォール》も見ることができます。
住所:東京都渋谷区広尾3-12-36
電話:03-5777-8600(ハローダイヤル)
会期:9月6日(木)まで
※会期中、一部展示替えあり
開館時間:午前10時〜午後5時
(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜
入館料:一般1,000円、大高生800円
HP:http://www.yamatane-museum.jp/
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2018814日(火)

「巨匠たちのクレパス画」

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の「巨匠たちのクレパス画」。大正から昭和にかけて活躍した巨匠たちをはじめ、100人を超える作家のクレパス画が展示されています。
クレパスならではの伸びのいい色彩や重ね塗りによる重厚な表現をした岡本太郎の《鳥と太陽》。「削る」という技法を用いた加山又造の《薫風(くんぷう)》。油絵のような肌の質感を見事に表現した小磯良平の《婦人像》などの作品が展示されています。
さらに、動物の皮に直接描いた現代作家・鴻池朋子の《Little Wild Things》も見ることができます。
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館「巨匠たちのクレパス画展 日本近代から現代まで」
住所:東京都新宿区西新宿1-26-1損保ジャパン日本興亜本社ビル42階
電話:03-5777-8600(ハローダイヤル)
会期:9月9日(日)まで
開館時間:午前10時〜午後6時
休館日:月曜
入館料:一般1,000円、大・高生700円、65歳以上800円
HP:http://www.sjnk-museum.org/
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2018815日(水)

「若き日の竹久夢二」

竹久夢二美術館で開催中の「明治150年記念T 明治の夢二」。
「夢二式美人」という言葉で知られるほど美人画を多く描いた竹久夢二。コマ絵でデビューし、社会現象と呼べるほどの人気があった竹久夢二の明治時代の足跡をたどる展覧会です。
デビュー前から女性を描き、服装なども細かく観察し表現していることがわかる学生時代に描いたスケッチ帖や、新聞や雑誌のコマ絵が展示されています。また、夢二がファッションリーダーとしても注目を集めていたことがわかる展示や、版を9度も重ねた『初画集 春の巻』なども見ることができます。
竹久夢二美術館「明治150年記念T 明治の夢二」
住所:東京都文京区弥生2-4-2
電話:03-5689-0462
会期:9月24日(月・祝)まで
開館時間:午前10時〜午後5時
休館日:月曜、9月18日(火)
※9月17・24日(月)は開館
入館料:一般900円、大・高生800円、中・小学生400円
HP:http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
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2018816日(木)

「明治からの贈り物」

静嘉堂文庫美術館で開催中の「―明治150年記念―明治からの贈り物」。
日本の美術を世界に発信し始めた明治時代の作品である菅原直之助の刺繍《羽衣図刺繍額》は、精緻を極めた作品です。橋本雅邦の《龍虎図屏風》は、西洋の画法を取り入れ重要文化財にも指定されています。さらに1901年に「腰巻事件」を引き起こした、黒田清輝の日本の美術に革新をもたらした黒田清輝《裸体婦人像》も見ることができます。
静嘉堂文庫美術館「―明治150年記念―明治からの贈り物」
住所:東京都世田谷区岡本2-23-1
電話:03-5777-8600(ハローダイヤル)
会期:9月2日(日)まで
開館時間:午前10時〜午後5時
(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜
入館料:一般1000円、大・高生・身障者手帳を持参の人とその介助者700円
HP:http://www.seikado.or.jp/
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2018817日(金)

「おべんとう展」

東京都美術館で開催中の「BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン」。
家族の新しいコミュニケーションが生まれたという小山田徹の《お父ちゃん弁当》。小学生のお姉ちゃんが描いたスケッチを見て、小山田さんが幼稚園に通う弟のお弁当を作る日々の記録が展示されています。
10個の空間をお弁当の精霊が案内してくれるお弁当の見えない部分に想像をめぐらせるマライエ・フォーゲルサングの《intangible bento》や、「おすそわけ」の文化に注目した北澤潤の《FRAGMENTS PASSAGE-おすそわけ横丁》などの体験型の展示を楽しむこともできます。
東京都美術館「BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン」
住所:東京都台東区上野公園8-36
電話:03-3823-6921
会期:10月8日(月・祝)まで
開室時間:午前9時30分〜午後5時30分
(入室は午後5時まで)
※金曜は午後8時まで開室
休室日:月曜、9月18・25日(火)
※9月17日(月・祝)、24日(月・休)、10月1日(月)、8日(月・祝)は開室
 観覧料:一般800円、65歳以上500円、大学生・専門学校生400円
HP:https://www.tobikan.jp/

サマーナイト・ミュージアム
8月17・24・31日(金)は午後9時まで開館
(入室は午後8時30分まで)
午後5時以降は大学生・専門学校生無料、一般600円

キッズデー 8月20日(月)
午前9時30分〜午後4時(入室は午後3時30分まで)
対象 高校生以下のこどもとその保護者(無料)
※大人のみでの入館はできません
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