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東京の伝統工芸品

2018115日(月)

「江戸切子」

1834(天保5)年に江戸大伝馬町のビードロ屋、加賀屋久兵衛が金剛砂でガラスに彫刻したのが始まりと伝わる、経済産業大臣指定伝統的工芸品で東京都指定伝統工芸品の江戸切子。
江戸切子制作36年の篠崎英明さんは、日本の伝統工芸士で東京都伝統工芸士。第20回日本伝統工芸士会作品展では、海の潮の流れをイメージした花器「潮」が、経済産業省関東経済産業局長賞に入賞。江戸切子の魅力はガラスの輝きと語ります。
住所:東京都江東区大島5-2-2
電話:03-3682-3634
HP:http://www.shinozaki-garasu.com
電話:03-5785-1001(伝統的工芸品産業振興協会)
HP:http://kougeihin.jp/system-manager/wp-content/uploads/20171107_jusyou.pdf
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2018116日(火)

「東京手描友禅」

多色で華やかな京友禅や加賀五彩による加賀友禅に対し、単彩の中に美しさを秘める、経済産業大臣指定伝統的工芸品で東京都伝統工芸品の東京手描友禅。江戸期に京都で始まった友禅染めが、大名のお抱え絵師などとともに江戸に入り、町人文化として伝承されました。
東京手描友禅制作55年の小倉貞右さんは、日本の伝統工芸士で東京都伝統工芸士。東京手描友禅の魅力は、奥ゆかしいところに華やかさが隠れる粋さと語ります。
アトリエ小倉染芸
住所:東京都新宿区高田馬場3-25-8
電話:03-3361-2366
HP:http://ogurasengei.com
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2018117日(水)

「東京額縁」

作品に合わせてオーダーメードされる、東京都指定伝統工芸品の東京額縁。明治期に西洋から油絵が入り、画家の指示により作られるようになりました。
東京額縁制作49年の田島眞さんは、東京都伝統工芸士。作品を預かり、画家と相談しながらその雰囲気や訴えるものを考えて、一層引き立たせる額装を行います。東京額縁はいかに作品に目が行くようにするかが大事で、一点一点作るからこそ顧客のどんな要望にも応えられると語ります。
額縁工房田島
住所:東京都台東区浅草橋4-19-2
電話:03-3851-9432
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2018118日(木)

「東京七宝」

花瓶や皿など大物中心の尾張七宝に対し、アクセサリーなどの小物が中心となる、東京都指定伝統工芸品の東京七宝。分割されたデザインの中に、けい石を主な原料とするゆう薬を一色一色盛り付け、焼成を繰り返して作られます。
東京七宝制作42年の畠山弘さんは、東京都伝統工芸士。最近は一般的な平面状のものだけでなく、ゆう薬が落ちないよう工夫が必要な、立体状のものも多く手がけていて、配色の美しさが東京七宝の魅力と語ります。
畠山七宝製作所
住所:東京都荒川区南千住5-43-4
電話:03-3801-4844
HP:https://www.tokyo-shippou.com
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2018119日(金)

「東京籐工芸」

東南アジアのヤシ科の植物・トウを材料に、巻いたり編んだりして作られる、東京都指定伝統工芸品の東京籐工芸。竹と違い中が空洞ではなく繊維のため、軽くて丈夫なのが特長で、家具や敷物、最近はバッグなどにも加工されます。
東京籐工芸製作50年の木内友秀さんは、東京都伝統工芸士。また長男・秀樹さんがデザイナーの大村卓さんとコラボして商品開発した「籐と和紙のうちわ」は、「東京手仕事」プロジェクトで都知事賞を受賞しています。
木内籐材工業
住所:東京都文京区千石4-40-24
電話:03-3941-4484
HP:http://www.kiuchi-tohzai.co.jp
「東京手仕事」プロジェクト
電話:03-5680-4631(東京都中小企業振興公社城東支社)
HP:http://tokyo-craft.jp
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■経済産業大臣指定伝統的工芸品・日本の伝統工芸士
電話:03-5785-1001(伝統的工芸品産業振興協会)
HP:http://kougeihin.jp
HP:http://www.kougeishi.jp

■東京都指定伝統工芸品・東京都伝統工芸士
電話:03-5320-4659(東京都産業労働局商工部経営支援課)
HP:http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/shoko/dentokogei/japanese/
HP:http://www.dentoukougei.jp

■第61回東京都伝統工芸品展
電話:03-5320-4659(東京都産業労働局商工部経営支援課)
開催日時:1月18日(木)〜23日(火) 午前10時〜午後8時(19・20日は午後8時30分、23日は午後6時まで)
会場:新宿高島屋11階 催会場
HP:http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/12/14/21.html