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夏を快適・安全に過ごす
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2024年6月17日(月)
『屋外での熱中症対策』
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去年の夏(6~9月)、東京消防庁管内で熱中症により救急搬送された人数は、7,112人(熱中症疑いなどを含む)。過去5年間で最も多い数字となりました。
熱中症の対策は、日頃からウォーキングなどの運動をして、汗をかきやすくしておくことが大切です。体が暑さに慣れることを「暑熱順化(しょねつじゅんか)」といいます。汗をかくことで体の熱を外に逃がすことができ、熱中症になりにくくなるそうです。
また外出時には、帽子や日傘などを使い、直射日光を避けることが大切です。特に子どもは、直射日光以外にも地面からの照り返し「輻射熱(ふくしゃねつ)」の影響を受けやすいとされているため、特に注意が必要です。日陰などを歩くことを意識し、のどが渇く前に少しずつこまめに水分補給することを心がけましょう。都内には、熱中症予防として水分補給ができる場所「Tokyowater Drinking Station」が約900カ所設置されています。
環境省の「熱中症予防情報サイト」では、特に暑くなると予測された日の当日や前日に警戒アラートが発表されますが、今年から新たに「熱中症特別警戒アラート」の運用も始まりました。「熱中症特別警戒アラート」の発表期間中は、区市町村が指定した施設が「クーリングシェルター」として開放されます。アラートが出た時は、不要不急の外出は避けること、家族や周囲の人たちの見守りや声掛けなどを積極的に行うことが大切です。熱中症に注意|東京消防庁
HP:https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/topics/season/heat.html
Tokyowater Drinking Station|東京都水道局
HP:https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/drinking_station/
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2024年6月18日(火)
『屋内での熱中症対策』
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去年の夏(6~9月)、東京消防庁管内での熱中症による救急要請の発生場所は、住宅等居住場所が最も多く、全体の39.5%を占めました。
屋内での熱中症対策は、エアコンなどを使用し、涼しい環境を作ること。室温の目安は28℃です。エアコンの設定温度ではなく、実際の室温が28℃になるように、温度計などを使用して“室温の見える化”を心がけましょう。冷房を設置していない風呂場やトイレを掃除する時、キッチンで火を使う時などは、扇風機やサーキュレーターなどで冷たい空気を循環させ、しっかりと水分補給をするようにしましょう。
住まいなどで熱中症になってしまうケースが多い65歳以上の高齢者は、特に注意が必要です。高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくくなるので、こまめな水分補給を心がけましょう。また、バランスが良い食事と十分な睡眠など、熱中症にかかりにくい体づくりも重要です。
熱中症になって呼びかけに応答がない場合や、意識がもうろうとしている場合などは、すぐに救急車を呼びましょう。救急車を呼ぶか迷った時は、東京消防庁救急相談センター「#7119」へ電話してください。
ホームページ「東京版救急受診ガイド」でも、症状に応じた質問に答えることで、緊急性の有無などのアドバイスを受けることができます。熱中症に注意|東京消防庁
HP:https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/topics/season/heat.html
東京版救急受診ガイド|東京消防庁
HP:https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-kyuuimuka/guide/main/
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2024年6月19日(水)
『水難救助隊』
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夏になると増える水難事故。警察庁の資料によると、去年7~8月に都内で31件の水難事故が発生しています。
東京消防庁 日本橋消防署 浜町(はまちょう)出張所に配置されている水難救助隊は、東京消防庁管内全域で起こる水難事故に対応するため、日々訓練を行っています。隅田川で人が溺れているという想定の訓練では、隊員たちが最高速力約54km/hの水難救助艇で現場に駆けつけ、「バディ行動」と呼ばれる2人1組による行動で、素早い救助を行っていました。
中隊長の森住さんに、水難事故の対策を教えてもらいました。もし溺れた人を発見した時は、一般の人が直接泳いで救出するのは難しいため、ペットボトルなどを投げ入れて助けます。溺れてしまった人は「浮いて待つ」が基本です。無理に泳がず、投げ入れてもらったペットボトルなどを使って呼吸を確保し、仰向けで救助を待ちましょう。
また、水辺の事故を未然に防ぐための備えも重要です。一見穏やかな水面でも流れが発生しているので、レジャーなどの時は「ライフジャケット」を必ず着装しましょう。子どもは周りの人が目を離さないようにすることも大切です。
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2024年6月20日(木)
『自治体の取り組み』
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墨田区では、高齢者福祉センター「立花ゆうゆう館」など区内15カ所の施設を、「涼み処(どころ)」に指定しています。「涼み処」では、原則として熱中症のリスクの高い高齢者を対象に、猛暑を避けて涼むことができます。6月1日〜9月30日まで開放され、施設利用者以外でも外出時の一休みなどに利用することができます。墨田区の「涼み処」は、今年から環境省が運用を始めた「熱中症特別警戒アラート」が発表されると「クーリングシェルター」として運用されます。「クーリングシェルター」とは、危険な暑さから避難できる場所として区市町村が指定した施設のことで、高齢者に限らず誰でも利用することができるようになります(※受け入れ人数や設備は施設によって異なります)。
さらに墨田区では、墨田区薬剤師会と協力し、新しい取り組みも始めました。去年6月から9月の間、「りんご薬局立花店」など区内31カ所の薬局を「ひと涼みスポット薬局」として開設。薬局の利用者でなくても立ち寄って休めるように開放し、麦茶や塩あめなどの無料配布も行いました。今年は区内35カ所以上の薬局が「ひと涼みスポット薬局」に指定され、9月30日(月)まで利用することができます(※受け入れ人数や無料配布されるものは薬局によって異なります)。墨田区「涼み処」
HP:https://www.city.sumida.lg.jp/kenko_fukushi/koureisya_kaigohoken/hitorigurasi/suzumidokoro.html
すみだひと涼みスポット薬局
HP:https://www.city.sumida.lg.jp/kenko_fukushi/kenko/jouhou_keikaku/taa0250020240530.files/R6hitosuzumiyakkyoku.pdf
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2024年6月21日(金)
『蚊の発生対策』
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東京都では、毎年6月を「蚊の発生防止強化月間」と定め、蚊の発生を防ぐよう都民に呼びかけています。蚊の発生を減らすためには、放置されたバケツや空き缶などにできる「たまり水」を減らすことが大切です。蚊の幼虫「ボウフラ」は、約12日で成虫になるため、「たまり水」ができやすい場所を週に1回程度、定期的に掃除したり、水を入れ替えたりしましょう。
東京都は、都内の公園など25の施設で、定期的に蚊の捕獲や調査を行っています。2014年には、代々木公園でウイルスを持った蚊に刺され、デング熱に感染したとされる事例がありましたが、それ以降、都内ではウイルスを持った蚊は確認されていません。しかし、海外でウイルスを保有する蚊に刺され、帰国してから症状が出てしまうケースもあるため、引き続き注意していくことが大切です。蚊の発生防止強化月間|東京都保健医療局
HP:https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kankyo/eisei/baikaikataisaku/boushi_gekkann.html











