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トーキョーウォーキング
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2024年5月20日(月)
『羽田の街をぐるっと巡る』
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ウォーキングに最適な区市町村のコースを東京都が紹介するサイト「トーキョーウォーキングマップ」。自治体おすすめの見どころが掲載されていて、歩く時間や地域など自分にあったコースを探すことができます。
その中の一つ、大田区の京急・穴守稲荷駅から大鳥居駅までの「国際空港の玄関/羽田の街をぐるっと巡る」コース約4kmを、工事中の道は迂回して、3日間にわたって紹介します。
穴守稲荷駅を出発して5分ほど歩いたところにあるのが、駅名の由来となった「穴守稲荷神社」です。その歴史は、江戸時代後期からと伝えられています。元々は、現在の羽田空港の土地にありましたが、1948年に今の場所に移りました。
穴守稲荷神社から5分ほど歩いたところに、海老取川(えびとりがわ)にかかる「穴守橋」があります。この橋からは羽田空港に離着陸する飛行機の姿も見ることができます。工事中の道を迂回して、さらに歩いていくと、今度は「弁天橋」が見えてきます。橋の欄干にあるレリーフには海苔(のり)養殖の様子が描かれていて、かつて羽田周辺で盛んに行われていた海苔養殖の歴史を垣間見ることができます。国際空港の玄関/羽田の街をぐるっと巡る
HP:https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/walkmap/map/detail/ota03.html
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2024年5月21日(火)
『羽田の街をぐるっと巡る②』
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前回に続き、大田区の京急・穴守稲荷駅から大鳥居駅までの「国際空港の玄関/羽田の街をぐるっと巡る」コースを紹介します。
住宅街を歩いていくと見えてきたのが、海老取川(えびとりがわ)と多摩川が合流する場所。その河口の先は東京湾につながっています。この付近を毎日散歩しているという地元の漁師さんに、「多摩川スカイブリッジ」の下を行き来する船と、その上空を飛ぶ飛行機が見られるという絶景ポイントを教えてもらいました。
さらに多摩川沿いを歩いていくと、船釣りの乗合船の乗り場が見えてきます。船が出る日には釣り好きの人たちで賑わい、今も残る漁師町の雰囲気を感じることができます。このコースでは、江戸時代、川崎大師参詣のためにも利用されていた「羽田の渡し跡」を見ることもできます。羽田の渡しは1939(昭和14)年に廃止され、現在は橋長554mの大師橋(だいしばし)が羽田と川崎をつないでいます。国際空港の玄関/羽田の街をぐるっと巡る
HP:https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/walkmap/map/detail/ota03.html
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2024年5月22日(水)
『羽田の街をぐるっと巡る③』
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前回に続き、大田区の京急・穴守稲荷駅から大鳥居駅までの「国際空港の玄関/羽田の街をぐるっと巡る」コースを紹介します。
コースに従って多摩川沿いから一本奥の道に入ると、見えてきたのは、赤レンガの堤防。大正から昭和初期にかけて造られたもので、新しい堤防ができた今も羽田の街の原風景として残されています。
さらに5分ほど歩くと「羽田神社」があります。羽田空港にちなんだお守りが人気で、旅行者や航空業界の人も訪れるそうです。神社の境内には、1868年に造られた、高さ4mほどの「羽田富士塚」があり、実際に登ることもできます。
羽田神社から6分ほど歩いたところにあるのが、「大田区立萩中公園」です。この公園は、横断歩道や信号機などがあるコース内で安全に自転車の練習ができ、子どもたちで賑わっています。
そして、ゴールの大鳥居駅に到着。行く先々で羽田の街を満喫した、約4km、5914歩のウォーキングでした。国際空港の玄関/羽田の街をぐるっと巡る
HP:https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/walkmap/map/detail/ota03.html
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2024年5月23日(木)
『都電とバラの花ルート』
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ウォーキングに最適な区市町村のコースを東京都が紹介するサイト「トーキョーウォーキングマップ」。
その中の一つ、荒川区役所からあらかわ遊園まで往復約8kmの「都電とバラの花ルート」の片道約4kmを、2日間にわたって紹介します。
荒川区役所を出発し5分ほど歩くと、三ノ輪橋〜早稲田(12.2km・30停留場)を走る路面電車「都電荒川線(東京さくらトラム)」の踏切にさしかかります。荒川二丁目停留場前の花壇では、地域ボランティア「荒川バラの会」によって手入れされた春バラが見頃を迎えています。バラは線路沿いにも植えられているので、都電とバラを一緒に楽しむことができます。
荒川二丁目停留場から歩いてすぐのところにあるのが、「荒川区立荒川自然公園」です。園内の大きな池には白鳥がいました。池の上にある東屋では、景色を楽しみながら一休みすることもできます。ここからさらに10分ほど歩くと、町屋駅前停留場に着きます。この停留場から続く沿線でも都電とバラの景色を楽しむことができます。都電沿線の春バラの見頃は例年6月上旬までです。都電とバラの花ルート(往復)
HP:https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/walkmap/map/detail/16.html
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2024年5月24日(金)
『都電とバラの花ルート②』
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前回に続き、荒川区役所からあらかわ遊園までの「都電とバラの花ルート(往復約8km)」を紹介します。
都電荒川線沿線を進んで行くと熊野前停留場に到着します。ここは、高架を走る日暮里・舎人ライナーと、路面を走る都電の2つの路線が交わる場所です。
熊野前停留場から6分ほど歩くと、見えてきたのが宮ノ前停留場。目の前には「宮ノ前」という停留場名の由来となった「尾久八幡神社」があります。この境内からは、鳥居越しに都電を見ることができるため、ビュースポットになっています。
尾久八幡神社から歩いてすぐの「荒川区立宮前公園」は、4万株のバラを楽しめるローズガーデンが見どころの公園です。さらに10分ほど歩くと、あらかわ遊園の入り口に向かう遊歩道が見えてきます。こちらもバラを満喫できるスポットになっていて、「アンネのバラ」や「プリンセス アイコ」などの様々なバラが、訪れる人たちの目を楽しませています。バラの見頃は、例年6月上旬までです。
花壇から300m進むと片道4kmのゴール、あらかわ遊園(入園ゲート)に到着します。行く先々で都電とバラを満喫した、6083歩のウォーキングでした。都電とバラの花ルート(往復)
HP:https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/walkmap/map/detail/16.html
トーキョーウォーキングマップ(東京都保健医療局)
HP:https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/walkmap/
※ウォーキング時は、熱中症予防のために、帽子や日傘の使用、こまめな水分補給・休憩を行いましょう。











